(CNN) 米ハワイ州で同性同士の結婚を認める法案が州議会を通過し、知事の署名で13日に成立した。12月2日から施行される。米国で同性婚の合法化を定めた州は16州目となる。 ハワイ出身のオバマ大統領は法案の可決を受けて、「ゲイとレズビアンの家族も法の下で公平かつ平等に扱うべきと定める州は増え続けており、今日からハワイも加わった」と歓迎の談話を発表。「自由と平等が確認されるたびに我が国は強くなる。私はずっとハワイで生まれたことを誇りとしてきた。今日の採決でその誇りが一層大きくなった」と述べている。 米国ではこれまでに、カリフォルニアやニューヨークなど14州とコロンビア特別区が同性婚を認める法律を制定済み。イリノイ州でも先週、法案が議会を通過し、クイン知事の署名で20日に成立する見通しとなっている。 世界では欧州や南米を中心に、16カ国とメキシコの一部が同性婚を認めている。