少人数制作によるCGアニメーション業界が活況を呈している。アニメーション作成ソフトなど製作環境が充実することで作り手側の敷居が下がっている一方、ここ数年でPCやモバイル端末での動画配信が一般化したことから、配信サービスを手がける側は常に新しいコンテンツを求めており、需要側と供給側双方の要求がここに来て合致した形だ。『ほしのこえ』『スキージャンプ・ペア』『惑星大怪獣ネガドン』など、業界外から見ていても個人作家主導によるCGアニメーションが商業性を備えた形で表舞台に登場してきている印象を受ける。 今月5日からは、その先駆けとして蛙男商会によるアニメ番組『ザ・フロッグマン・ショー』がテレビ朝日などで放送されている。ネット上で公開されていたFlashアニメが好評となり、テレビ地上波進出という快挙を果たした。深夜帯ながら視聴率も放送2週目で各局中2位につけており上々とのこと。同じくFlashアニメ作