タグ

ブックマーク / www.cinra.net (23)

  • コミュニティーはつくり直せない。東京オリンピックが壊した団地アパートから見る「真の豊かさ」とは | CINRA

    「2020年東京オリンピック・パラリンピックの思い出はなんですか?」と聞かれたら、あなたは何と答えるだろう。 かつて国立競技場の隣には、1964年の東京オリンピック開発の一環で建設された都営霞ヶ丘アパートが存在した。住民の平均年齢が65歳以上の高齢者団地だったが、2020年東京オリンピックの開催に伴う再開発によって、2016年から2017年にかけて取り壊された。 『東京ドキュメンタリー映画祭2020』特別賞を受賞した映画監督・青山真也の『東京オリンピック2017 都営霞ヶ丘アパート』は、アパートから強制退去させられた住民の2014年から2017年にかけての記録をとおして「五輪ファースト」の陰で繰り返される排除の歴史を映し出したドキュメンタリーだ。有志による東京都、五輪担当大臣への要望書提出や記者会見の様子を織り交ぜながら、住民が退去の日を迎えるまでの生活を切り取っている。大友良英が手掛けた

    コミュニティーはつくり直せない。東京オリンピックが壊した団地アパートから見る「真の豊かさ」とは | CINRA
  • 女性とヒップホップをめぐる現状は? 語り直される女性ラッパーの功績、男性中心主義の見直しも | CINRA

    (メイン画像:ミッシー・エリオットとカーディ・B / Photo by Johnny Nunez(Getty Images)) 「私は聞かれたくない秘密を持つフェミニストです」という告白からはじまる「British GQ」に掲載されたコラムには、「私は未だに女性蔑視的なラップミュージックを聴き、そして図らずも楽しんでいるのです」という文章が存在する(*1)。 筆者のオリーブ・ポメッツィーは、「Can I be a feminist and listen to hip hop?(フェミニストでありながら、ヒップホップを聴いてもいいのか?)」と題したそのコラムのなかで、ヒップホップを愛する女性であることの葛藤を綴っている。一方、記事で批判対象となっているカニエ・ウェストは、かつて、「ミソジニックでもしょうがないと正当化するわけじゃないが」と言い添え、ためらいを浮かばせつつも「間違いなく、一般的

    女性とヒップホップをめぐる現状は? 語り直される女性ラッパーの功績、男性中心主義の見直しも | CINRA
  • Epic GamesによってBandcampが買収。大企業による資本介入は、音楽文化にどう影響する? | CINRA

    インディーアーティストとしての活動経験があり、少なくない回数Bandcampを利用してきた筆者も、1ユーザーとして、今回の件には不安感を持っている。この記事では「インディーアーティスト活動経験のあるゲームライター」である筆者の視点から、Epic GamesによるBandcamp買収の不安と期待についてそれぞれ述べていく。 前述のとおり、Twitter上では買収に対してネガティブな意見がかなり目立っていた印象がある。なかには「RIP Bandcamp」と精神的な死を追悼するものもあり、「Sellout」と罵るものもあった。 そもそもインディペンデントなアーティストやそのファンのなかには、大資に与すること、つまり「セルアウト」を嫌うような気質がある。大きなセールスがあるようなメジャーアーティストではなく、わざわざBandcampというサイトまで足を運び自主リリースを探すようなユーザーたちなの

    Epic GamesによってBandcampが買収。大企業による資本介入は、音楽文化にどう影響する? | CINRA
  • 「戦争反対」と叫ぶのは無意味か?『No War 0305』でGEZANらと1万人のデモが暴力と冷笑に抗議 | CINRA

    「ほしいのは熱狂ではなくそれぞれの実感でたどり着いたNO WAR。そして言葉にすることには確かに意味があると認め合いたい」 - GEZANのマヒトゥ・ザ・ピーポーによる『No War 0305』ステートメントより

    「戦争反対」と叫ぶのは無意味か?『No War 0305』でGEZANらと1万人のデモが暴力と冷笑に抗議 | CINRA
  • 岡﨑乾二郎が日本の現代美術史を徹底解説、転機は1980年代だった | CINRA

    の現代美術にとって、1980年代とはどんな時代だったのか。観念的な1970年代、サブカルチャー的な表現が隆盛した1990年代といったイメージに比べると、その狭間の時代はどこか掴みづらい。しかしこの時代にこそ、現在の美術の源流があるのでは? そんな問いを掲げる『起点としての80年代』展が、金沢21世紀美術館で開催されている。 1980年代に格的に活動を始めた世代を中心に、19作家が出品。「時代」という切り口ゆえに実現した異質な作家たちの並びに、当時のシーンへの想像力が自然と膨らむ。 この展覧会の冒頭で、1981年に開催されたデビュー個展を再現しているのが造形作家の岡﨑乾二郎。岡﨑といえば、絵画から彫刻、建築、絵までを手がけ、旺盛な批評活動でも知られる現代の総合芸術家と呼ぶべき存在だ。今回は、金沢21世紀美術館館長・島敦彦にも同席してもらい、岡﨑に当時の関心や1980年代の美術がもたら

    岡﨑乾二郎が日本の現代美術史を徹底解説、転機は1980年代だった | CINRA
  • エイフェックス・ツインのオーディオビジュアルライブが9月15日に生配信 | CINRA

    Aphex Twinのライブの模様が、日時間9月15日6:00から生配信される。 配信されるのはイギリス・ロンドンのPrintworksで行なわれる、Aphex Twinのオーディオビジュアルライブセットの模様。会場のPrintworksは元印刷工場をリノベーションしたクラブとなる。 オーディオビジュアルライブセットでは、Weirdcoreが300枚以上のLEDパネルとレーザーを駆使。Red Bull Musicによるライブ配信は10台以上の定点カメラと、観客の中を動き回るカメラを会場内に配置して実施される。 配信はRed Bull MusicのYouTubeチャンネルで実施。リピート放送は予定されていないとのこと。

    エイフェックス・ツインのオーディオビジュアルライブが9月15日に生配信 | CINRA
  • 「北朝鮮のYMO」「北朝鮮のジミヘン」……北朝鮮ポップスの知られざる世界 | CINRA

    純粋に「ポップス」として楽しむことは、プロパガンダ音楽への一種の抵抗 北朝鮮にも音楽はある。「将軍万歳!」「米帝を倒せ!」といったプロパガンダの手段として使われているのだろう……と思うかもしれない。そう、その通り。しかし、プロパガンダに使われている音楽なんて音楽とは認めないとするならば、学校の授業で使う音楽の教科書から、いくつかのクラシック音楽を消さなければいけなくなる。政治音楽戦争音楽、思想と音楽はいつの時代も隣接してきた。そして、その中で後世に受け継がれる音楽は、反体制派であっても体制派であっても、過剰な思考を注ぎ込んだときにこそ生まれてきたのだ。 北朝鮮音楽は日にほとんど入ってこない。「僕自身、北朝鮮政治体制には賛同しません。プロパガンダ音楽に対して疑問を持つのは当然でしょう。ただ、政治音楽は分けて考えるべきだとも思うんですね。北朝鮮の体制は音楽をプロパガンダとして利用

    「北朝鮮のYMO」「北朝鮮のジミヘン」……北朝鮮ポップスの知られざる世界 | CINRA
  • 1万人規模のフェスをDIYで成功させたPIZZA OF DEATHの独自論 | CINRA

    夏の野外フェスだけでなく、いまや1万人規模の大型ロックフェスが様々な場所で1年にわたって行われるようになった。フェス文化は確実に日音楽シーンに根付いたが、一方でそれがある種の飽和状態に達しているということも、出演者やオーディエンスは感じ取りつつある。単に人気のあるバンドを集めるだけではなく、フェス自体のビジョンやストーリーが伝わり共感されることが、そのフェスが継続して成功を収めるための1つのキーになっている。 そんな中、パンクとラウドロックとハードコアの一大祭典として昨年に産声を上げたのが『SATANIC CARNIVAL』だ。主催は15年以上にわたってシーンを牽引してきたインディーレーベル「PIZZA OF DEATH」。2回目となる今年は6月20日に幕張メッセにて開催され、同レーベルの社長をつとめる横山健もKen Yokoyamaとして出演。10-FEETやFear, and Lo

    1万人規模のフェスをDIYで成功させたPIZZA OF DEATHの独自論 | CINRA
  • 抹殺されかけた芸術 ロシア・アヴァンギャルドポスター入門 | CINRA

    大胆すぎる構図にコラージュされた写真や文字、さらには幾何学的なパターンと斬新な配色が合わせ技で迫りくる「ロシア・アヴァンギャルド」のポスターの数々。100年近く前に描かれたグラフィックデザインにも関わらず、古さや懐かしさを感じさせるものではなく、2014年の今見ても新鮮で、「どうしてこんなことをしちゃったの?」と思わず質問したくなるような、革新的なセンスに満ち溢れています。 しかし、これらポスターの数々は、センスの鋭い人たちによって描かれた、ただの「一風変わった」「エッジー」なグラフィックデザインで終わるものではありませんでした。それは「ロシア革命」という、非常に政治的で、かつ激動の社会状況の中で産み落とされた、切実な表現だったのです。 どうしてこんな表現が生み出されたのか? 世田谷美術館で開催中の『松瑠樹コレクション ユートピアを求めて ポスターに見るロシア・アヴァンギャルドとソヴィエ

    抹殺されかけた芸術 ロシア・アヴァンギャルドポスター入門 | CINRA
  • 宇川直宏インタビュー 5年目を迎えたDOMMUNEの次なる目標 | CINRA

    「Final Media」を高らかに宣言し、2010年にスタートしたDOMMUNEは、恵比寿地下に潜伏するライブストリーミングチャンネル / スタジオであると同時に、主宰する宇川直宏の現在進行形のアートワークでもある。世界に向けて生中継される多種多彩なジャンルのクリエイターらによるトークと、有名DJによるプレイ中継は、宇川自身がキュレーションし、映像のスイッチングも行う。それは無数の情報と、フロアの興奮に共振する宇川の身体性をネットを介して世界に伝播させるパフォーミングアーツであり、現代における呪術の連鎖とも言えるだろう。あなたがこれを読んでいる今も、宇川は自身のミーム(模倣子)を、世界に向けて吐き出し続けているのだ。 さて、そのDOMMUNEは現在、秋葉原と上野の間にある「3331 Art Chiyoda」に放送局を出張中だ。『DOMMUNE University of the Arts

    宇川直宏インタビュー 5年目を迎えたDOMMUNEの次なる目標 | CINRA
  • 大阪のシンセサイザー界から見える、人間ドラマとカルチャー論 | CINRA

    有名シンセサイザーメーカー「KORG」が、2010年代に入って往年のアナログシンセサイザー名機のリメイク「MS-20 mini」や遊び感覚あふれるキッチュなアナログシンセを発売して話題を呼んだり、かつてのYMOのマニピュレーター・松武秀樹が操っていたようなアナログのモジュラーシンセサイザーの面白さが注目されてイベントが開催されたりするなど、シンセサイザーの世界はいま、ユニークな活況を見せている。そこに颯爽と登場したのが、電子音楽ファンに話題の映画『ナニワのシンセ界』。大阪のシンセプレイヤーやシンセサイザークリエイターへのインタビューをもとにしたこの映画は、大阪の「新世界」と「シンセサイザー界」をかけた人をったタイトルがすべてを表す、日初のシンセサイザードキュメンタリー映画だ。なぜ、こんなに濃くてマニアックな映画を撮ったのか? 大須賀淳監督にぶつけた素朴な疑問の先に、関西カルチャーの根源

    大阪のシンセサイザー界から見える、人間ドラマとカルチャー論 | CINRA
  • サンプリング文化や著作権を考えるドキュメンタリー上映、『リミックス映画祭2014』 | CINRA

    リミックスカルチャーとデジタル時代の著作権を多角的に見つめたドキュメンタリー作品を上映する『リミックス映画祭2014』が、8月2日に東京・渋谷のUPLINK FACTORYで開催される。 2012年6月の『リミックス映画祭2012~これからの音楽と政策のハナシ』に続き、2回目の開催となる同イベント。音楽と社会問題との距離を縮める取り組みを行っている5th-element.jpの主催のもと、サンプリングや二次創作、アーティストへの著作権料分配システムなどをテーマにしたドキュメンタリー作品の上映を通して、クリエイターや弁護士、法律家らがこれからの音楽と政策について議論する場を提供する。 上映作品は、チャック・Dやジョージ・クリントンらへのインタビューからヒップホップにおけるサンプリング文化の軌跡を検証する『コピーライト・クリミナルズ』、あらゆる局面で使用料の徴収を行おうと躍起になるスペインの音

    サンプリング文化や著作権を考えるドキュメンタリー上映、『リミックス映画祭2014』 | CINRA
  • 死刑囚たちが描いた絵画約300点による『極限芸術』展、出展者に林真須美死刑囚ら | CINRA

    死刑確定者による絵画展『極限芸術 ~死刑囚の表現~』が、4月20日から広島・福山の鞆の津ミュージアムで開催される。 同展は、死刑囚の林真須美死刑囚や金川一死刑囚、岡下香死刑囚、高橋和利死刑囚、原正志死刑囚らが独房で描いた絵画作品約300点から構成。刑の執行がいつ行われるかわからない状態にある死刑囚たちが生み出した作品を通して、「人はなぜ表現するのか」を問いかける展示を目指すという。 会期中にはトークイベントも開催され、編集者の都築響一、アートディレクターの北川フラム、脳科学者の茂木健一郎が出演する。参加の申込方法はオフィシャルサイトで確認しよう。 ※会期が延長されました(2013年6月27日追記) 『極限芸術 ~死刑囚の表現~』 2013年4月20日(土)~7月21日(日) 会場:広島県 福山 鞆の津ミュージアム 時間:10:00~17:00 休館日:月曜(ただし祝祭日は開館、翌日休館)

    死刑囚たちが描いた絵画約300点による『極限芸術』展、出展者に林真須美死刑囚ら | CINRA
    nisemono_san
    nisemono_san 2013/03/07
    「獄ちゅう(はーと)物語」の続きが読みたくて困る
  • 路上観察から見える表現のあり方探る展覧会、大竹伸朗×都築響一トークも | CINRA

    「考現学」以後に見出された路上表現を紹介する展覧会『路上と観察をめぐる表現史―考現学以後』が、1月26日から広島の広島市現代美術館で開催される。 関東大震災直後に街頭やバラックの調査を行った民家の研究家・今和次郎と、のちに舞台美術家として活躍する吉田謙吉によって提唱された「考現学」は、市井の人々の生活や風俗を様々な角度から調査し、考察する学問。同展では、美術や建築などの分野に広がっていった考現学を出発点に据え、戦前から現代にかけて観察者たちが路上に見出した創作物を紹介すると共に、様々なアプローチを通して「観察と発見」という行為が表現として成立していく様子を検証していく。 出品者は、赤瀬川原平や藤森照信、南伸坊らを中心に結成された路上観察学会をはじめ、トマソン観測センター、岡太郎、都築響一、チーム・メイド・イン・トーキョー、1960年代後半に学生たちによって結成されたコンペイトウや遺留品研

    路上観察から見える表現のあり方探る展覧会、大竹伸朗×都築響一トークも | CINRA
  • マック赤坂、羽柴秀吉、外山恒一らの原動力を探る選挙ドキュメンタリー『立候補』 | CINRA

    選挙ドキュメンタリー映画『立候補』の無料試写会が、12月9日に東京・調布市文化会館たづくり8F映像シアターで開催される。 同作は、当選の見込みが薄いとされる「泡沫候補」にスポットを当てたドキュメンタリー作品。「橋下維新」で盛り上がりを見せた2011年の大阪府知事選挙を背景に、同選挙に立候補したスマイル党総裁のマック赤坂をはじめ、2度めの府知事選となった高橋正明、7歳の娘をもつ61歳の中村勝、初選挙に挑んだ岸田修の姿を捉える。また、羽柴誠三秀吉や外山恒一など著名な「泡沫候補」にも注目し、高額な供託金を支払って立候補し続ける彼らの原動力と目的を探っていく。 監督の藤岡利充は、2005年に『フジヤマにミサイル』でデビューし、同作が約7年ぶりの新作となる。劇場上映に先駆けて行われる今回の無料試写会では、編上映後に監督や出演者のトークショーも予定されている。 『立候補』 監督:藤岡利充 音楽:田戸

    マック赤坂、羽柴秀吉、外山恒一らの原動力を探る選挙ドキュメンタリー『立候補』 | CINRA
  • 『悩めるアイドル・ヒラノノゾミ(BiS)、人生相談に行く』 第1回:うすた京介(漫画家)に訊く | CINRA

    異端のアイドルグループBiSのマスコットにして悩み多き20歳の女子、のぞしゃんことヒラノノゾミが各界の著名人に人生相談して回る連載。第1回目のゲストは『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』や『ピューと吹く!ジャガー』などの代表作を持つ漫画家・うすた京介さんです。BiSのファンであることを公言しているうすた氏が、のぞしゃんの悩みを一刀両断……してくれる!? 誕生日/1992年5月15日 愛 称/「のんちゃん」 マイペース担当。座右の銘は「きりたんぽうめぇよ?みんな、秋田のことなめたらのんのんのん!のんちゃんこと、ヒラノノゾミです。」 Twitter@BiS_nozomi BiSオフィシャルサイト 1974年生まれ。漫画家。主に『週刊少年ジャンプ』でギャグ漫画を発表。1996年に『セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん』でデビュー。その他、代表作に『ピューと吹く!ジャガー

    『悩めるアイドル・ヒラノノゾミ(BiS)、人生相談に行く』 第1回:うすた京介(漫画家)に訊く | CINRA
  • suzukiiiiiiiiiiとyoupyによる異色の電子音楽作品集『sxy』は全40曲収録 | CINRA

    suzukiiiiiiiiiiとyoupyによる2枚組アルバム『sxy』が、6月20日にリリースされる。 suzukiiiiiiiiiiこと鈴木康文は音響レーベル「COMMUNEDISC」を主宰し、自らも即興音楽家として活動するアーティスト。古川日出男、虹釜太郎とのユニット「列島を音響する」でも知られる。youpyは、ウェブサービスが提供する機能の隙を突いた活動などをネット上で行っている人物。コンピュータ上で色を指定するRGB値を1つずつ変えた画像16,777,216枚を写真共有サービス「Flickr」にアップロードするプロジェクトを実行中のほか、Twitterはてな、foursquareなど様々なサービスで神出鬼没の活動を展開している。 2人のコラボレートから生まれたアルバム『sxy』のDISC1には、全40曲を収録。一筋縄ではいかない電子音楽が展開されている。また、DISC2にはSi

    suzukiiiiiiiiiiとyoupyによる異色の電子音楽作品集『sxy』は全40曲収録 | CINRA
  • 「理性ある狂気」で描く心の風景 松井冬子インタビュー | CINRA

    「痛み」「恐怖」「狂気」。世間の最大公約数的な「美しさ」とは相容れないこれらのキーワードが、彼女の絵画人生の道標となってきた。古典的な日画の技法で描かれる美しくもおぞましき世界は、どんな必然性から生まれたのか? また、才色兼備と謳われ、インタビューでも快活な彼女が抱える、孤独な「当事者分析」の道のりとは? 横浜美術館で12月17日から3月18日まで開催される大規模個展『松井冬子展 −世界中の子と友だちになれる−』に向けて制作中の画家に、「CGでは表現し得ない、アナログ的なもの」を信じるに至った道程を聞いた。 「自分が描いた絵、破ける?」と詰め寄られたことも ―松井さんが画家を志した最初のきっかけはなんでしょう? 松井冬子 松井:小学4年生のとき、学校の図書室に『モナ・リザ』が掛けてあったんです。もちろんレプリカですが、薄暗い廊下でどこに立っても彼女と目が合うのが、怖いやら美しいやらで心を

    「理性ある狂気」で描く心の風景 松井冬子インタビュー | CINRA
  • メディアアートとしてのamazarashiを探る | CINRA

    amzarashi初のフルアルバム『千年幸福論』から、“空っぽの空に潰される”“古いSF映画”の2のミュージックビデオ(MV)がホームページで公開されている。文化庁メディア芸術祭で優秀賞を受賞した“夏を待っていました”をはじめ、これまでもYKBXが監督を務めるamazarashiのMVに対する評価は高かったが、今回の作品『空っぽの空に潰される』ではサカナクションの“アルクアラウンド”で同賞を受賞した関和亮が監督を務めていることもあり、今後更なる話題を呼ぶことは間違いないだろう。そこで、今回は2の新作はもちろん、過去の作品も含め、MVからamazarashiというバンドの特異性、および表現の根幹を探ってみようと思う。 自分にとっての幸せを定義する『千年幸福論』 現代の詩人=秋田ひろむ率いるamazarashiが、遂に初のフルアルバム『千年幸福論』を完成させた。過去には挫折を味わいながらも

    メディアアートとしてのamazarashiを探る | CINRA
  • 孤高のフリージャズ・ピアニスト スガダイローインタビュー | CINRA

    あなたが子供の頃に夢中になったものは何ですか? アニメ、ゲームアイドル…もちろん、それは人それぞれだろうけど、では、あなたはそれが今でも好きだと言えますか? もしかしたら、今それを改めて好きだと言うことには、恥じらいや抵抗を感じる人も多いかもしれない。しかし、きっとそれはあなたの根底にある趣味趣向を、忠実に反映しているはず。スガダイローは、それを好きだと認めることで、ミュージシャンとしてのキャリアを確実に前進させた。 日屈指のフリージャズ・ピアニストとして知られ、昨年行われた「七夜連続七番勝負」では、志人、U-zhaan、山達久、七尾旅人といったジャンルレスなミュージシャンと即興対決を行い話題を呼んだスガダイローの新作、『スガダイローの肖像・弐』。作がジャズというジャンルの枠を超え、「スガダイローの音楽」としか言いようのないものになっているのは、スガの「好き」がこれでもかと詰め込ま

    孤高のフリージャズ・ピアニスト スガダイローインタビュー | CINRA