映像・表象文化論講座*1の院生と読書会。秋田孝宏(あきた・たかひろ)『「コマ」から「フィルム」へ――マンガとマンガ映画』(ISBN:4757101325)について討議する。2005年にはマンガ論についての著作が相次いで上梓されたが,そのうちの1冊。著者は,漫画や映画の企画展を繰り広げている川崎市市民ミュージアムの職員であり,日本マンガ学会の理事を勤める人物。 http://www.nttpub.co.jp/vbook/list/detail/0132.html http://www.kitanet.ne.jp/~akitanet/profile.htm ところが本書への注目度は驚くほど低い。書評を調べてみたのだが,きちんと読み込んだうえで言及しているものが中々見当たらない。 http://d.hatena.ne.jp/hrhtm1970/20050928/1127917376 (宮本大人)