草野 進(くさの しん)は、日本の女性華道家、英会話講師、プロ野球評論家。 人物と作風[編集] 1982年、中央公論社の文芸誌『海』にてプロ野球評論活動に着手。同誌廃刊後は『GS-たのしい知識-La gaya scienza』『Sports Graphic Number』に舞台を移し、中途から「棒評人」と自称、1989年に沈黙するまで定期連載を持った。 贔屓のチームを持つことを諌めたり、スポーツ新聞やテレビ中継を忌避して生で見よと誘ったり、敢えてプロ野球とは本来退屈なものだと定義したり、現役生活のほとんどを二軍で過ごした中司得三を賞揚したり、過剰に均質たらんとする「サントリー化現象」や野村克也の確率論采配を球趣を削ぐものだと指弾したりと、観劇的視点を重んじ、従来の技術論・根性論・勝負論と隔絶した挑発的な展開は、スポーツ批評界に静かながら確実な影響を与えた。これらは後にほとんどが単行本化され