電気抵抗をゼロにすることで節電につなげる「超電導」の技術を用いた送電線によって、電車を実際に走らせる実験が、東京・国分寺市で行われました。 この実験は、「超電導ケーブル」の開発を続けてきた、国分寺市にある鉄道総合技術研究所が行いました。 直径10センチのケーブルには、超電導体の金属とそれを冷やす液体窒素が入っていて、電気抵抗をゼロにして送電できるため、大きな節電効果が可能になります。 24日の実験は、このケーブルを使って電車を実際に走らせ、実用化の可能性を確かめるもので、構内にある線路脇に超電導ケーブルが敷かれました。 そして、電車の中にあるコントローラーを操作すると電気が流れ、2両編成の車両が線路の上を勢いよく走っていきました。 実験では速度を45キロまで上げましたが、電気は安定して流れ、不具合は見られなかったということです。 このケーブルが実用化されれば、電車が走行するのに必要な電気の
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