今回は、CVRやCTR、CPAなどデジタルマーケティング指標の「表現形態」について、考えてみたいと思います。 もっともメジャーな形態は時系列グラフ(折れ線グラフ)です。 多くの場面で使われていますが、ちょっとした弱点を抱えていることはあまり知られていません。まずは、その点についてお話をさせてください。 「単純」な時系列グラフの限界と弱点とあるバーチャルな広告施策の過去2年分の実績がここにあります。クリック数、CV件数、そしてCVR。これらの時系列データで構成されています。 このデータから導き出せることは何でしょうか。 まず、多くの人が折れ線グラフを作成すると思います。時間毎の推移を見ることで、傾向が明らかにできます。 ちなみに日毎のCVRは以下のようになりました。 特定の日にちだけ突出してCVRが高いことがわかります。しかし、わかるのはそれぐらいではないでしょうか。 例えば広告クリック後の