総務省は18日、2007年末時点における情報通信サービスの利用状況などを調査した「通信利用動向調査」の結果を発表した。 通信利用動向調査は1990年から毎年実施されているもので、今回の調査は2008年1月に実施。調査対象は無作為抽出され、世論調査が6,256世帯(有効回答率58.2%)、企業調査が2,850企業(同75.7%)。なお、事業所調査は今回実施されなかった。 ■ インターネット利用者は推計8,811万人。IP電話は約2割の世帯で利用 過去1年間にインターネットを利用した人の割合は、前年比0.7%増の推計8,811万人。人口比率は69.0%となった。また、個人がインターネット接続で利用する端末は、携帯電話などの移動端末が推計7,287万人と2.8%増加した一方、パソコンからの利用者は推計7,813万人で3.0%減少した。 パソコンと移動端末の併用割合は、5,993万人。移動端末のみ