物価高、広がる生活苦 食料配布に700人、母子家庭も悲鳴―貧困問題【24衆院選】 時事通信 社会部2024年10月26日07時14分配信 食料を送った支援家庭から来たはがきを見るNPO法人「キッズドア」の渡辺由美子理事長。「おなかいっぱいの夏休みありがとう」などと書かれていた=16日、東京都中央区 円安などの影響で物価が上がる一方、賃金の伸びは鈍く、苦しい生活を強いられる人も少なくない。27日投開票の衆院選で、各党は将来の賃上げなどの経済対策を公約として打ち出しているが、現在困窮している人からは、速やかな支援拡充を求める悲痛な声が上がる。 持続的賃上げ、中小対策カギ 価格転嫁が急務―経済好循環へ正念場―各党公約・賃上げ【24衆院選】 東京都新宿区の都庁前では12日、配布される食料を求め705人が並んだ。2020年から毎週配布を続けるNPO法人「自立生活サポートセンター・もやい」(新宿区)の