切り札は「瞬間英作文」? ほかのスクールではどうやって「英語の話し方」を教えているのだろうか? こうした疑問をもって、某有名コーチングスクールを調べたことがあります。そこでは、スピーキングのためのトレーニングとして、「瞬間英作文」を学習者にやらせていました。ちなみに、「瞬間英作文」とは、与えられた日本語の文章を瞬時に英作文することです。 このスクールにかぎらず、「瞬間英作文」をスピーキング力向上の切り札だとするスクールは多いようです。 というよりも、スピーキングについては、「瞬間英作文」以外にはめぼしいトレーニングはあまり見当たらない、というのが実情でしょう(最近、ふたたびはやり始めた「パターンプラクティス」については、また別の記事で評価したいと思います)。 しかし、この「瞬間英作文」、ほんとうに言われるほどの効果があるのでしょうか? TOEICが900点代あり、CNNも完璧に聞き取れるの
![なぜ「瞬間英作文」では英語が話せるようにならないのか?――自然な英会話力を身につけるための秘訣/芹沢一也 - SYNODOS](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/e5a0fd425188f7f5c599b088989b141053b775ef/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fsynodos.jp%2Fwp2%2Fwp-content%2Fuploads%2F2022%2F04%2Fwaterdrop-gadac16930_640.jpg)