常磐線のいわき以北に特急列車が帰ってきます。 特急「ひたち」「ときわ」に使われているE657系電車(画像:JR東日本)。 JR東日本は2019年7月5日(金)、常磐線の全線運転再開にあわせて、東京都区内と仙台市内を直通で結ぶ特急列車の運転も再開させると発表しました。 2011(平成23)年3月の東日本大震災と東京電力福島第一原子力発電所の事故の影響により、現在も常磐線は福島県内の富岡~浪江間で列車の運転を見合わせており、バスによる代行輸送を実施しています。 震災前、東京都区内と仙台間を直通で結ぶ常磐線特急「スーパーひたち」は、下り3本・上り4本が運転されていましたが、現在はいずれもいわき止まりです(列車名は「ひたち」に変更)。 原発事故による帰還困難区域のうち、不通区間にある夜ノ森駅(福島県富岡町)、大野駅(同・大熊町)、双葉駅(同・双葉町)の周辺は特定復興再生拠点区域に指定され、先行して
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