『月曜日の抹茶カフェ』青山 美智子 (著)宝島社文庫あらすじ桜並木が途切れたところにぽつんとある、小さな店「マーブル・カフェ」。 定休日の月曜日、当日限りの「抹茶カフェ」に。 ツイていないと嘆く携帯ショップの店員、照れ屋で女性と話すのが苦手なために、ぶっきらぼうな対応をしてしまう茶問屋の若旦那、何かと口うるさい祖母のことを苦手に感じている紙芝居師、京都老舗和菓子屋の元女将。 一杯の抹茶からつながり広がっていく、東京と京都をつなぐあたたかな物語。 いつもの店の定休日に現れた1日限定抹茶カフェ携帯ショップで働く二十六歳の美保は、正月早々、休みなのに間違えて早番出勤してしまいます。 買い物でもして帰るか、とモールを見てまわりますが狙っていた服は売り切れ。 ファストフード店に寄ればニットにケチャップをこぼす。 新年早々ツイてないと思いつつ、気をとりなおして大好きなカフェで過ごそうと思えば定休日。