日本銀行の内田真一理事は15日、世界各国で中央銀行デジタル通貨(CBDC)の真剣な検討が進む中で、発行することが大きな決断であると同時に、「発行しないということも大きな決断になってきている」との見解を示した。CBDCに関する連絡協議会であいさつした。 内田理事は「現時点でCBDCを発行する計画はない」という日銀の基本的な考え方に変わりはないと説明した。ただ、発行しない場合には「どうやってデジタル社会にふさわしい決済システムを構築していくか考えなければならない」と語った。 内田氏は、欧州中央銀行(ECB)がデジタルユーロプロジェクトの調査フェーズを開始し、結果を踏まえて2年後に発行の是非を判断する方針を示したことなどを指摘。「各国においてCBDCが現実的なオプションの一つになってきているという事実は、わが国としてもしっかりと受け止めなければならない」と述べた。 他の発言一般的になった場合、日
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