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マルクスの研究をしています、と言うと、「マルクスは読もう(読まなきゃ)と思いつつ、ずっと読んでないんですよねぇ」という趣旨のことをよく言われる。「マルクスって何から読むのがいいんですか?」と聞かれることも時々ある。 言うまでもないことだが、マルクスが後世の学問に与えた影響は、経済学・社会学・政治学・哲学(思想)・文化人類学・国際関係学など多岐に渡る。また悪名高き社会主義/共産主義思想の始祖として、歴史に与えた影響の大きさも計り知れない。当然に、マルクスに関する研究書・解説書の量も膨大である(おそらく歴史上の偉大な思想家たちの中でも、先行研究の蓄積量は一、二を争うのではなかろうか)。 このような知の巨人が残した膨大な著作群を前にして、一体どこから手をつければ良いのやら、と途方に暮れた気分になるのも至極当然なことである。そこで、このマルクス・ガイドブックでは、私の独断と偏見によって、初学者に薦
→紀伊國屋ウェブストアで購入 「時間のエコノミー、時間のテクノロジー」 今どき七百頁余のマルクス論を書き下ろす。しかもカントやハイデガーの主著の翻訳を完成させる片手間に、である、いや、ひょっとすると『純粋理性批判』や『存在と時間』の訳業のほうが片手間かもしれず、『資本論』解釈こそ本命かもしれない。著者はそんな自分の仕事ぶりを、「おそらくほとんど正気の沙汰ではない」と評している(「あとがき」)。そんな「錯乱」(同上)する哲学者の出現を、われわれは長らく待ち望んできた。 いよいよ熊野哲学の全貌が姿を現わす。本書を手にとった瞬間、そういう期待というか、畏れが心をよぎった。ヘーゲルにメルロ=ポンティ、レーヴィットにレヴィナス、いや古代から近代、現代までの西洋哲学史の総体をも、ひいては和辻哲郎、埴谷雄高までも、自分の中に深く摂り入れた、オリジナルな思考がここに展開される。――そんな光景がこの国で繰り
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