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2015年3月22日のブックマーク (10件)

  • いかにして中世日本で市場経済が浸透したか? | Kousyoublog

    公開日: 2012/05/26 : 最終更新日:2014/08/20 カテゴリー:歴史・宗教, 鎌倉・室町時代 タグ:中世, 日史, , 社会, 経済 平安後期の年貢について、『中世の年貢には米だけでなく、塩・鮭(さけ)・鮑(あわび)などの水産物や榑(くれ)・檜皮(ひわだ)などの林産物、鉄・金などの鉱産物、絹・麻布などの繊維製品、筵(むしろ)・合子(ごうず)などの工芸品等々、いわゆる非水田生産物が多数含まれて』(P108)おり、それらは農業の合間に生産できない物なども多数含まれていた。そしてそれらは水田に対して賦課されており、農民たちによる一定の商品交換に基づいて集められることを前提とした仕組みであった。またその年貢を徴収する貴族や武士などの荘園領主たちもその徴収された年貢は売却・換金されるか、『米や絹、麻布などがそれ自体貨幣として物資の購入に充てられていた』(P108)という。一二

    nizimeta
    nizimeta 2015/03/22
    “中世の市場経済社会化はやがて贈与経済の発展ももたらし、日本の歴史上まれにみる信用経済発達のピークを迎えることになる。借用証書が流通し、債権そのものが債務者の知らないうちに自由に流通する”
  • 「贈与の歴史学 儀礼と経済のあいだ」桜井 英治 著

    社会に贈与の慣行が深く根付き、一気に浸透したのが中世であるという。その日の贈与はどのようなものだったのか。市場経済の拡大と結びついた贈与経済の姿を、史料を丁寧に読み込むことで明らかにしていく一冊。 マルセル・モースと彼の「贈与論」を研究したモーリス・ゴドリエによると「贈与」をめぐっては次の四つの義務が発生するという。 1) 贈り物を与える義務(提供の義務) 2) それを受ける義務(受容の義務) 3) お返しの義務(返礼の義務) 4) 神々や神々を代表する人間へ贈与する義務(神にたいする贈与の義務) 贈与慣行は古代から現代に到るまであらゆる社会に見られるが、大なり小なり上記の四つの義務が存在している。贈り物を受けたらそのお返しをせねばならないという意識が芽生えるし、贈り物を贈られた際に受け取らないようにするのは若干の後ろめたさを覚えるものでもある。例えば上司や同僚、取引先など仕事上の関

    「贈与の歴史学 儀礼と経済のあいだ」桜井 英治 著
  • アラン・チューリング - Wikipedia

    マンチェスターのSackville Gardensにあるアラン・チューリングの銅像 アラン・マシスン・チューリング(Alan Mathison Turing英語発音: [tjúǝrɪŋ]〔音写の一例:テュァリング〕, OBE, FRS 1912年6月23日 - 1954年6月7日)は、イギリスの数学者、暗号研究者、計算機科学者、哲学者である。日語において姓 Turing はテューリングとも表記される[2]。 電子計算機の黎明期の研究に従事し、計算機械チューリングマシンとして計算を定式化して、その知性や思考に繋がりうる能力と限界の問題を議論するなど情報処理の基礎的・原理的分野において大きな貢献をした。また、偏微分方程式におけるパターン形成の研究などでも先駆的な業績がある。 経歴・業績の基盤となる出発点は数学であったが、第二次世界大戦中に暗号解読業務に従事した。また黎明期の電子計算機の開発

    アラン・チューリング - Wikipedia
  • ピエール・ジョゼフ・プルードン - Wikipedia

    ピエール・ジョゼフ・プルードン(Pierre Joseph Proudhon フランス語: [pjɛʁ ʒɔzɛf pʁudɔ̃];1809年1月15日 - 1865年1月19日)は、フランスの社会主義者、無政府主義者。無政府主義の父と言われる。 生涯[編集] ブザンソン郊外のムイエールと呼ばれるところで生まれた。父は醸造職人・樽製造職人をしていた。8歳頃から宿屋の糧係として働きはじめ、コレージュ6年生に通学生として編入された。仕事のために授業を時々休み、教科書を筆写したり街の図書館に通ったりとほぼ独学の状態で、学業を完全に終了することはなかった。19歳から自分で生計を立てねばならず、ブザンソンの印刷所に校正係として就業した。この時期、教会用のラテン語訳聖書の校正をしているうちに広汎な神学の知識を身につけヘブライ語を覚えてしまったという。言語学も独学し、1837年に最初の著作『一般文法論

    ピエール・ジョゼフ・プルードン - Wikipedia
  • ヒトデヒットラー

    「吾輩は残酷なことでは世界を震え上がらせた地獄の独裁者ヒトラーの化身だ。口を割らせる方法はいくらでも持っているぞ‼」 CV:辻村真人 スーツアクター:池田力也 概要『仮面ライダーX』第25話『謎の怪盗 カブト虫ルパン‼』、第26話『地獄の独裁者ヒトデヒットラー!』に登場した、GOD機関の怪人部隊『GOD悪人軍団』に所属する怪人。カブト虫ルパン敗北後キングダークに召集された。 名前と顔立ちから容易に想像できるだろうが、モチーフになっているのは、ショッカーの関連団体の創設者にして悪役界の万能素材・アドルフ・ヒトラーその人である。設定上はヒトラーの死体にヒトデの能力を移植して制作された怪人なので、モチーフどころかむしろ人なのである。 鳴き声は「ヒットラーーーーッ‼」または「ヒトデ、ヒットラーーーッ‼」。 自信家にして残忍かつ冷酷な性格の持ち主で「口を割らせる方法はいくらでも持っている」と豪語す

    ヒトデヒットラー
  • 学位論文要旨詳細

    主査: 東京大学 教授 田邊,國昭 東京大学 教授 城山,英明 東京大学 教授 谷口,将紀 東京大学 教授 齋藤,誠 東京大学 教授 水町,勇一郎 要旨を表示する要旨 資主義社会において国家の役割の大きさをどの程度に定めるべきかという問題は、政治学の最も重要な課題の一つであるだけでなく、近年の先進諸国における中心的な政治争点となってきた。我が国においても、中曽根政権や小泉政権に見られるように「小さな政府」を明確に志向する政治指導者が登場し、様々な形で公共部門の改革を試みてきた。この状況の中でしばしば見落とされるのは、既に日の政府の規模が多くの点で他の先進諸国に比べて小さいということである。これまで、日の積極的な産業政策は海外の研究者から経済発展の原動力として注目され、同時に幅広い経済的規制も研究の対象となってきた。こうした国家の市場への介入がクローズアップされる一方で、日では主要産

    nizimeta
    nizimeta 2015/03/22
    “人事院勧告を中心とする公務員の給与制度にある…公務員の給与を景気動向や財政状況の変化に応じて抑制する手段を欠いていたことが経済発展の早い段階での行政改革の開始を促し日本の公務員数を低い水準に留めた”
  • 『〈階級〉の日本近代史 政治的平等と社会的不平等』(坂野 潤治):講談社選書メチエ 製品詳細 講談社BOOK倶楽部

    武士の革命としての明治維新。農村地主の運動としての自由民権運動。男子普通選挙制を生んだ大正の都市中間層……。しかし、社会的格差の是正は、自由主義体制下ではなく、日中戦争後の総力戦体制下で進んだというジレンマをどうとらえればよいのか。「階級」という観点から、明治維新から日中戦争勃発前夜までの七〇年の歴史を、日近代史の碩学が描き出す。(講談社選書メチエ) 武士の革命としての明治維新。農村地主の運動としての自由民権運動。男子普通選挙制を生んだ大正の都市中間層……。しかし、社会的格差の是正は、自由主義体制下ではなく、日中戦争後の総力戦体制下で進んだというジレンマをどうとらえればよいのか。 「階級」という観点から、明治維新から日中戦争勃発前夜までの七〇年の歴史を、日近代史の碩学が描き出す。

    『〈階級〉の日本近代史 政治的平等と社会的不平等』(坂野 潤治):講談社選書メチエ 製品詳細 講談社BOOK倶楽部
    nizimeta
    nizimeta 2015/03/22
    “社会的格差の是正は、自由主義体制下ではなく、日中戦争後の総力戦体制下で進んだというジレンマをどうとらえればよいのか。「階級」という観点から、明治維新から日中戦争勃発前夜までの七〇年の歴史”
  • 知られざる生活保護 - BUNTENのヘタレ日記(はてなblog版)

    生活保護世帯は、貯金をしないことになっています」(住宅扶助・冬季加算の引き下げをめぐる攻防(下)P.4) 「生活保護世帯は、貯金してはいけないということはなく、やりくりしてもらうことはできる」とはいうものの、学資保険が資産とされ保護費が減額された例等でわかるように、やりくりの範囲かどうかは福祉行政の胸三寸、使い切りが原則である。(それが不服なら裁判をやって勝つしか事実上方法がない。そんな金ねーよ。) 貯蓄がダメで、融資諸制度は原則保護世帯を除外(そうでなくても審査から融資の実行まで月単位の時間を要する)しているのだから、親が死んで葬式のために帰省の必要が生じたが支給日前で手持ちがないという事態に備えることもできないことになるので、そういう場合どうしたらいいのかと聞いても、ケースワーカーに相談しろと繰り返されるばかりであったが(融通してくれると言う雰囲気ではなさそうであった)、現実問題とし

    知られざる生活保護 - BUNTENのヘタレ日記(はてなblog版)
    nizimeta
    nizimeta 2015/03/22
    “貰い物も原則としては金銭換算の上控除(同じだけ支給額が減らされる)ということになっている。社会通念上無価値とおぼしき物ならお目こぼしもされるだろうが、基本、何をアウトにされても文句は言えないのが原則”
  • 『「育休世代」のジレンマ:女性活用はなぜ失敗するのか?』 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek

    中野円佳 (2014年9月20日刊行,光文社[光文社新書・713], 東京, 349 pp., ISBN:9784334038168 → 目次|版元ページ) 【書評】※Copyright 2015 by MINAKA Nobuhiro. All rights reserved 少数例のまとめ方 書は,就職した女性が利用可能な職場環境と育児資源をどのように利用しながらライフコースを刻んでいくのかを具体例を挙げながら論じている点で,ワタクシにとってはたいへん興味深かった.第1章「「制度」が整っても女性の活躍が難しいのはなぜか?」では,著者が書を通じて解明しようとしている問題をはっきり示す: 男性と同等に仕事をバリバリしようとやる気に燃えていた女性が,ずっと働き続けるつもりで就職したのに,結婚や出産をして結局会社を辞めていくのはなぜなのか.(p. 39) 著者がとくに注目するのは,女性のライ

    『「育休世代」のジレンマ:女性活用はなぜ失敗するのか?』 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek
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