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2015年9月23日のブックマーク (3件)

  • 大砲を巨大化させていくと…

    中国において、古来より脈々と続けられてきた、不老不死薬の研究。 彼らは、いろんな材料を手当たり次第に混ぜたり熱したり冷やしたりしていたわけですが、その蓄積が「なんかめっちゃ燃える」物質の配合の発見につながり、そして「火薬」へと昇華し、やがては「�火薬兵器(火器)」の考案へと至ったのであります。 前回:木炭と硫黄と硝石を混ぜた結果www 舞台はヨーロッパへその「火薬」がようやくヨーロッパに伝わったのは、13世紀のこと。 伝わった時点では「何これ?何に使うの?」という認識だったでしょうか、既にモンゴル帝国やアラビア世界では火薬兵器が実践に投入されており、「筒に入れて炸裂させ、モノを飛ばす」という用途を知るのにそう時間はかからなかったことでしょう。 こうした火薬兵器を大幅に進化させたのは、ドイツのケルンにある甲冑職人たちでした。 以前にも触れましたが、当時の騎士が使用する甲冑の発注先はドイツにあ

    大砲を巨大化させていくと…
  • 社会政策・労働問題研究の歴史分析、メモ帳 普通選挙実現がもう10年遅かったら総同盟の現実主義は変わった?

    社会政策・労働問題研究について歴史的なアプローチで研究しています。ここではそのアイディアやご迷惑にならない範囲で身近な方をご紹介したいと考えています。 深夜のツイートをhamachanに捕捉されまして、エントリにしていただいたので、少しこのことについて書き足しておきます。以前、濱口先生と議論したのは労働組合の三つの機能で、一般に言われるビジネス・ユニオニズムとソーシャル・ユニオニズム、そして、あまり一般に使われることのないポリティカル・ユニオニズムでしたけれども、私の発言の趣旨は前二者が十分に育つ前に、ポリティカルに直面せざるを得なかったということです。 ソーシャルがナショナルにひきつけられていくのは、政府などの一部の指導層が誘導したというよりは、日主義組合ですよ。これは反共であり、反近代=反欧化という側面を持っていました。で、結果的に、共産主義のカウンターパートという役割を果たすことに

    nizimeta
    nizimeta 2015/09/23
  • 同じ話の繰り返し - 断章、特に経済的なテーマ

    暇つぶしに、徒然思うこと。 あと、書き癖をつけようということで。 とりあえず、日銀で公表されている資料を題材に。 経済学において、簿記が必要とされるという主張は、何もマクロ経済学に企業の現場の論理を持ち込み、 それによって適否を判断するためではない。そうではなくて、論理整合的に物語を進めるためのモデルとして 用いられるべきなのである。その点では、数学モデルと何も変わるところはない。先日のツイッターでは、 結構有名な某先生のレポートをくさしてしまったが、それは何も先生が現場の論理に疎いというような事情ではなくて、 およそ論理一貫性を欠いた全く筋の通らない議論になっていたことを指摘したまでのことである。先生ご自身は 経済学というものが何やら論理的厳密性を極端に追及している学問であるかのように語っていたが、 実際にそこで使われている言葉は混乱を極めており、論理を全く構成していなかった。残念なこと

    同じ話の繰り返し - 断章、特に経済的なテーマ
    nizimeta
    nizimeta 2015/09/23