ま、特になんってことはないんだが、震災後よく見る言葉に「デマ」というのがありまして。いや確かに「デマは良くない」と言われたらその通りなわけで、デマを否定するとかその手のことをやることに特に文句を言うわけでもないです。 ただねえ。見てると、こう、ちょっと違うんじゃないかと疑問を感じなくもなくなってきた。 「デマは良くない」「デマを正そう」というポジションそのものは正しいわけです。 では、その「正しい」ポジションにみんな安直に乗っかればよろしいかというと、そういうものではないんじゃございませんか?という疑問。 ・・・ このあたりは、震災以前に、東京都の条例改正反対派ヲチに対する危惧についてちょっと書いたことに通じている。条例改正反対派が相当変だったので、彼らを批判するとか間違いを正すことそのものは「正しい」わけですが、ではさて彼らのおかしさにどこまでもついて行くと、今度は条例改正反対派を批判し