悪法中の悪法といわれる「共謀罪」をなんとしても廃案にと、「超党派の国会議員と市民の集い」が二十一日、衆院第二議員会館で開かれました。十九人の国会議員が呼びかけた集いには、百七十人がつめかけました。 民主党の辻恵衆院議員の司会で始まった集会では、日本共産党や民主党、社民党の国会議員十四人が参加、十二日の衆院法務委員会で政府・法務省がまともな答弁ができずに審議がストップし、廃案にできる展望があることが報告されました。 日本共産党からは、井上哲士参院議員があいさつ。「軽犯罪法も政治問題には使わないといっていたが、警察によるさまざまな介入が同法で引き起こされている。警察権力に、市民運動などに介入する武器を絶対与えてはならない。今国会で廃案に追い込む」とのべました。 民主党の松野信夫衆院法務委員は「政府側がまともな答弁が不能になっているうえ、副大臣が郵政民営化法案で罷免された。副大臣が選任されるまで