新型インフルエンザの医療体制は3本立てです。 まず、発熱相談センター、次いで発熱外来、 そして最後に重症者を支える入院医療です。 まず、発熱相談センターですけど、 これは電話による相談窓口を きちっと整備するということです。 この窓口は保健所により設置され、電話により対応します。 そして、どこを受診したらよいかわからない、 どのように受診したらよいかわからないかたがたを 適切な医療に誘導します。 たとえば、あとでお話しする発熱外来はどこにあるか、 小児科医がいる発熱外来はどこかとか、 救急車を呼んだほうがよいかといった情報提供ですね。 こうした対応は、通常の救急医療でも トリアージナースが果たすようになっていますよね。 この体制を全国的に整備するのが 発熱相談センターの考え方です。