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ブックマーク / med-legend.com (10)

  • 医学都市伝説 | 未だアスペルガー・ADHDを知らず

    スミルノフ先生のブログでこういう記事が紹介されていたので読み、今でもこうした「社会が障害を規定する」というような考え方が生きているんだなぁと感心する。スミルノフ先生の論調は、それに対する「はてブ」コメントに、フーコーやら中井久夫についての言及がやたらに多い事への感想に移るのだが、全くその思いには同意するしかない。 ホント、疾患の社会性なんてテーマで中井やフーコーを出してくるってどんな連中なんだよ。お前らみんな人文社会系の研究者か、と言いたくなる。私も短い間医学部学生を教えていたことがあるが、そこそこの偏差値が要求される筈の医学生に、社会歴史関係の結構有名な学者の名前やその学説を紹介しても、当惑以外の反応が返ってきたことはない。 しょうがないので、症例として漱石なんかを出すがそれもダメ。大衆文学なら良かろうかと、大量殺人の関連で、横溝正史の「八つ墓村」を例に出してもきょとんとしている。連中に

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    nkoz 2010/01/28
  • 医学都市伝説: リタリンうつ病適応削除へ

    2007年10月17日  リタリンうつ病適応削除へ [医学・科学関連] けさの毎日新聞に、精神薬理学の権威である風祭元帝京大名誉教授のインタビュー記事(ウェブ魚拓)が掲載されていて、リタリン規制に関する専門家のちゃんとした意見を伺えるのだろうと思ったら、要は単純なリタリン排斥論だったのでガッカリである。 おまけに、夕刊には製造元のノバルティスが、この薬のうつ病適応削除を正式に申請したとの報道(ウェブ魚拓)である。この薬について、マスコミがなんぼ見当外れのことを言おうと、専門家による理性的な判断が最終的には行われるに違いないと思っていたので、かなり脱力してしまった。 私はリタリンと言う薬はかなり有用性の高い薬だと思い、現実に結構よく使う。勿論、その適用にはちゃんと原則を設けているつもり。一番よく使うのは、老人のうつ病に対してで、三環系抗うつ剤やSSRIがあまり効かない例や、副作用のために増量

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    nkoz 2007/10/20
  • 医学都市伝説: 豚肉+コーラで寄生虫がゴロゴロ?

    2007年03月11日  豚肉+コーラで寄生虫がゴロゴロ? [都市伝説・デマ・トンデモ, 医学・科学関連] 一部の宗教文化では、豚は不潔で卑しい動物であり、その肉をべることはタブーとされている。この禁忌にはそれなりの根拠というものがあり、それは豚肉が寄生虫疾患(トキソプラスマ症、有鉤条虫症、旋毛虫症)の原因になりやすいということらしい。特に旋毛虫症は診断がつきにくく、治療にも限界があるという特徴がある。 実際、米国疾病予防管理センター(CDC)の寄生虫症予防ガイドラインでは、豚肉を生や、充分火が通っていない状態ではべないように警告している。近年かなり減少しているとはいえ、なお年間10例以上の感染例が発症しているという(そのほとんどが野豚、イノシシ、熊などの野生動物からの感染であって、普通の市販豚肉はまず安全なのでお間違いのないように)。 旋毛虫症はまず致命的になることはないが、腸内で孵

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    nkoz 2007/03/11
  • 医学都市伝説: 東国原スペクトル

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    nkoz 2007/03/05
  • 医学都市伝説: アーティストの自殺は公的利益

    2006年11月16日  アーティストの自殺は公的利益 [医学・科学関連] 11月14日のガーディアン記事より。 英国ブラッドフォード大学の経済学教授、サミュエル・キャメロン教授たちのグループは、1994年に自殺した、ロックグループ「ニルバーナ」のリードボーカル、カート・コベインのケースから、「経済学的観点からみたアーティストの自殺の経済的効用」を検討した。こちらが元論文抜粋(例によって有料の壁で元論文自体は読んでいない)。 彼の死以後、その偶像的効果によって、彼の音楽関連商品の売り上げは明らかに増え、彼のであったコートニー・ラブやそのバンドメンバーへの注目度も増加した。 カート・コベインは27歳で死んだが、一般的には若死にとされるその年齢も、ポップスターとしては高齢に属することから、彼がそのまま自殺せずに引退年齢まで活動していた場合の経済効用の総体は、明らかに自殺した場合より低いと推定

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    nkoz 2006/11/19
  • 医学都市伝説: とても記憶力のいい看護婦さん

    2006年11月09日  とても記憶力のいい看護婦さん [ニュース] 5年前、ノースカロライナ州シャーロットで、サンドラ・ベイカー・ジョイナーさん(45)がしわ取り手術を受けた後に死亡した事件は医療過誤だと見なされていた。ところが先月、この事件の捜査陣は、より悪意に満ちた真相を探り出した。 ジョイナーさんが術後に回復室で安静を取っていたとき、彼女は麻酔看護婦(*)によって毒物を投与されたのだった。その看護婦は30年前の高校生時代、ジョイナーさんによって自分のボーイフレンドを奪われたと信じていたと、当局は発表している。*米国には、医師の監督下という条件付きながら、かなりの裁量権をもって術中麻酔を行うことが出来る「麻酔看護婦」という資格がある。 看護婦のサリー・ジョーダン・ヒル(50)は、第一級殺人の容疑で、保釈なしという条件の下に拘置されている。検察は死刑を求刑する意志はないことを明らかにし

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    nkoz 2006/11/12
  • 医学都市伝説: MP3プレイヤーによる聴覚ダメージ

    2006年10月21日  MP3プレイヤーによる聴覚ダメージ [医学・科学関連] 全米聴覚保護協会主催で去る10月19-20日に開かれた騒音誘発難聴に関す会議で報告された研究。「iPod及び他のMP3プレイヤーの主力レベル:聴覚低下への潜在的リスクとなるか?」 冒頭部だけを抄訳し、後はハショリながら解説。 デジタル・ミュージックプレイヤー(MP3プレイヤー)がポピュラーになるとともに、そうしたデバイスの危険性がメディアで問われるようになっている。我々は3社から発売されている5種類のMP3プレイヤーを、その付属イヤフォンと別売品、4種のイヤフォンを使用した場合について、それぞれ最低音量から最高音量を出す条件で調査した。(引用以上) 調査したのはiPod、iPod mini、iPod nano、San、Disk Sansa,、Creative Zen Microであったが、結果としてプレイヤー

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    nkoz 2006/10/22
  • 医学都市伝説: 携帯通話運転と酔っぱらい運転、どちらが危ない?

    2006年09月11日  携帯通話運転と酔っぱらい運転、どちらが危ない? [医学・科学関連] ユタ大学心理学講座の研究者による論文(PDF)より。 研究の目的は、運転時の携帯電話通話の相対的な危険性を示すことにある。疫学的な事実によれば、携帯電話を運転しながら使うことは、アルコール血中濃度が法定限界状態で運転することと同等の危険性があるとされている。研究では、携帯電話使用者と飲酒運転者の運転技術を実験室レベルで直接比較することを意図した。 我々は高解像度のドライブ・シミュレーターを使い、携帯電話使用者と血中アルコール濃度が0.08%に達した酩酊ドライバーの運転パフォーマンスをくらべた。その結果、運転者が携帯電話を直接手持ちしているか、ハンド・フリー装置を使用しているかを問わず、非使用者と比べて、そのブレーキ応答は遅れ、事故を起こす率が高かった。 一方、アルコール酩酊者の場合、その運転ス

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    nkoz 2006/09/13
  • 医学都市伝説: 「ことのは」騒ぎについて

    2006年03月22日  「ことのは」騒ぎについて [ウェブサイト] 昨日のヒマネタに対して「そんなことより、旧知の松○さんについて記事書いてちょ」というよく意味のわからないコメントがあった。はて?「旧知の松○さん」?誰のことだろう。 そんなわけで今日一日、松で始まる人について考え続けていた。松人志?松岡修造?松平健?松雪泰子?松坂大輔?その前の話題つながりで、松崎明のことをいっているのか?そのうちの誰であれ、TVとか報道では知っているが、個人的な知り合いなんかじゃないのだし。松田洋子ならお近づきになってもいいかな。 釈然とせぬままネタ探しのウェブ巡りをしていてハタと思いついた。松永英明氏のことを言っているのか。なるほど、確かに旧知ではある。でもこちらは彼が松永というペンネームを使い始める前に知り合ったので、彼と松永という名前を結びつけるのはちょっと困難だった。 詳しいことは忘れてしまい

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    nkoz 2006/03/23
  • 医学都市伝説: 新聞が読めない

    2006年03月21日  新聞が読めない [日常] 朝起きたら休日であることを発見し、気分は完全に丸儲け。いつもの5倍ほどの時間をかけて朝刊を読む。最近、視覚情報をうまくまとめて取り込むことができなくなったためか、新聞の記事を読んでいても、ささいな違和感にとらわれて先に進めないことがよくある。 たとえばこういう記事。ウェブ記事では「国別対抗野球:日VSキューバ 世界一へ熱気ムンムン」という一行でまとめられているのだが、私の地区版記事ではまず大きく「世界一へ両国熱気」となっていて、その横っちょに小さめに「日VSキューバ」と書かれているのだ。老眼が進んだ目には小さな文字やごちゃごちゃした写真など自動削除されてしまうので、この記事は私には「両国界隈では世界一にむけた熱気が蔓延している」という情報としてまず目に入るのである。 最近の相撲は国際化しているから、世界一への熱気と言うことになるんだろ

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    nkoz 2006/03/23
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