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ブックマーク / chikawatanabe.com (42)

  • CIAのスパイマニュアルに学ぶ「会社をダメにする11の行動様式」

    第二次世界大戦時のCIAの秘密資料。題してSimple Sabotage Field Manual。要は、敵国内のスパイが、組織の生産性を落とすためにどのような「サボり」ができるか、という「サボり方ガイド」である。2008年に公開された。(なお、正確に言うと、CIAの前身組織、Office of Strategic Servicesの作成文書である。) 以下、一部を抜粋した意訳です。文は意訳の後に。 「注意深さ」を促す。スピーディーに物事を進めると先々問題が発生するので賢明な判断をすべき、と「道理をわきまえた人」の振りをする 可能な限り案件は委員会で検討。委員会はなるべく大きくすることとする。最低でも5人以上 何事も指揮命令系統を厳格に守る。意思決定を早めるための「抜け道」を決して許さない 会社内での組織的位置付けにこだわる。これからしようとすることが、当にその組織の権限内なのか、より

    CIAのスパイマニュアルに学ぶ「会社をダメにする11の行動様式」
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    nkoz 2015/11/06
  • 誘拐される→身代金払う→もっと誘拐される(New York Times記事要約)

    アメリカはテロリストに身代金を払わない。「国民が誘拐される→国が身代金払う→もっと誘拐される」という負の循環を断ち切る(そしてテロリストに活動資金を提供しない)ためだが、これに関する記事が半年ほど前New York Timesに掲載された。ISIS(イスラム国)より歴史の長いアルカイダによる誘拐について、身代金相場など具体的な数字を含むなかなか興味深い内容なのだが、やたらに長いのでお勧めしても読む人は3人くらいだと思う。なので以下要点を日語でまとめてみました。 アルカイダ誘拐の歴史 アルカイダは設立当初は裕福な支援者からの援助で運営されていたが、現在ではヨーロッパからの身代金が主たる資金源と考えられている 2003年に人質32人の身代金としてドイツが500万ユーロ払ったのが「アルカイダ誘拐ビジネス」の始まり 2004年にはアルカイダ活動員が誘拐のハウツーガイドを発行 身代金の多くは、民間

    誘拐される→身代金払う→もっと誘拐される(New York Times記事要約)
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    nkoz 2015/01/21
  • アメリカ人の交渉インターフェースは意外にマイルド

    まだかわいかったLindsay Lohanの出世作、Mean Girlsより 国連で、くすくす笑われたのに対し、声を荒げてシャラップといった上田大使様におかれましては、その後いかがお過ごしでしょうか。 さて、自己主張が強くて議論好きで声がデカい印象の大きいアメリカ人だが、意外にも交渉の場では感情抑えめ。お店に苦情を言うのから、ビジネスのネゴまでいろいろあるが、その多くの場で、日的な「怒りをあらわにする」というシーンにお目にかかることは滅多に無い。 議論が白熱、感情が高ぶって来た人の声が大きくなり、相手が話そうとしているのを遮って自分の論点を話しまくる、というのはあるが、逆に言えばそれくらいが「感情的な対応」の限界であって、「笑うなっ。黙れ!」なんて叱りつけるような口調で言ったらかなり異常な感じ。日で、会議の途中でモノを投げつけたり、立ち上がって相手の胸ぐらを掴んだりしたらかなりクレージ

    アメリカ人の交渉インターフェースは意外にマイルド
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    nkoz 2013/06/15
  • アスペルガー気味のダンナとADD気味の私

    太宰治の小説に「男と女は見ているものが違う。同じ『赤』と言っても女には違う色が見えている」みたいなことが書いてあった気がする。 さて、私、ダンナと結婚して10数年経つのだが、しみじみ「彼と私は違うものを見て、聞いて生きている」と思う。男女差というのもあるけれど、むしろ個人差。彼も私も標準値からずれていて、しかもそのずれ方の方向性が違うので、互いの差がよくわかる、という感じ。 メキシコ空港事件 例えば、昨年の年末にメキシコに旅行に行ったときのこと。(冒頭の写真はその時iPhoneのパノラマで撮ったもの)。 帰りに行った空港の建物が超ボロい。入るや否や天井の一部が崩れて床に落ちている(ほんの少しだったが落ちる瞬間下にいたら怪我するレベル)。チェックインカウンターは一番奥だったが、1つ手前のカウンターは撤去され床に古ぼけたコードがたくさん放置してある状態。カウンターの前の円柱は一部がはがれてこれ

    アスペルガー気味のダンナとADD気味の私
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    nkoz 2013/03/24
  • 目の見えない人は障害者か

    New York Timesに、「文章読み上げソフト等が進歩した結果、点字を使う視覚障害者が減り、『点字文化』が失われつつある」という記事があったのだが、そこの冒頭で紹介された人。ウォールストリートの投資管理会社のマネジングディレクター、という盲目の女性。「目が見えないことは、昔のように障害ではない」と語っている。 日常どうやって仕事の情報収集をしているかというと AT 4 O’CLOCK each morning, Laura J. Sloate begins her daily reading. She calls a phone service that reads newspapers aloud in a synthetic voice, and she listens to The Wall Street Journal at 300 words a minute, which

    目の見えない人は障害者か
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    nkoz 2010/01/11
  • 海外で勉強して働こう

    これまでずっとなるべく言わないようにしていたのだが、もう平たく/明快に言うことにしました。 1)日はもう立ち直れないと思う。 だから、 2)海外で勉強してそのまま海外で働く道を真剣に考えてみて欲しい。 これまでは、1)は言わずに、2)だけ言ってきた。で、「海外で働く」の中でも、私が知っている「シリコンバレーで働く」ことの楽しさ、働くための方法をなるべく具体的に紹介するようにしてきた訳なのであるが、前半も言うことにしました。その理由は、若い人に早く気づいて欲しいから。年を取ったら駄目、というわけではないが、扶養家族が増えて、引退までの年数の方が働いてきた年数より短くなってきたりすると、みるみると進路変更は大変になる。ところが、多くの人が「もはや国内に機会はない」と気づく頃には、そういう「進路変更大変状態」になってしまっていることが多い訳です。 というわけで、明言することにした次第。 (後日

    海外で勉強して働こう
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    nkoz 2010/01/11
  • アメリカの偽札はババ抜きのババらしい

    未だに紙媒体の新聞をとってますがそれが何か。 当地のローカル紙、San Jose MercuryにAction Lineというコラムがあって、これは、読者の様々なトラブルについて、担当記者の人が調べてくれたり、企業やお役所などに読者に代わって交渉してくれたりする、という大変役に立つコラム。昔私もグリーンカードでちょっとトラブったときにダンナがメールしたら調べてくれた。すばらしい〜。(この新聞の価値は最近、このコラムと、同じような趣旨でテーマを道路交通に絞った「Mr. Roadshow」というコラムの二つにしかないような気がするのではありますが。) さて、そこに載っていたのがMy bank gave me counterfeit money。 「銀行の窓口でもらった100ドル札が偽札だったのだがどうしたらいいか」というもの。読者からの問い合わせの中で、私がびっくりしたのは I called

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    nkoz 2009/12/28
  • アメリカのテレビドラマは豪華な作りだけどいい加減

    最近のアメリカのドラマは、凝りに凝っていて、大変面白い。最後に日のドラマを見たのは1990年頃なので、日と比較しているのではなく、当社(国)比ですが。 で、ここのところあちこちで歩いていてとんと家を留守にしていたので、スバラシイDVR&サービスであるところのTivoに溜まっていたドラマを見たのだが、先週録画されていたMelrose Placeのエピソード、出だしになんだか見覚えが、、、と思って3分くらいして気がついたのは、数週間前に放映されたものの再放送だったのでした。 これ、よくあるんだよな。 つまりですね、とくにこれといった前触れもなく、一週とばされるのです。とばした時間枠には、適当な過去の回が再放送される。 加えて「シーズン」なるものがあって、12話とか24話でいったん終わる。「24」じゃなくても24話で終わっちゃう訳。で何ヵ月かお休みして、心機一転新たな「シーズン」がはじまる。

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    nkoz 2009/12/01
  • 日本のためではなく日本人のために何かをするんじゃだめなんでしょうか

    JTPAシリコンバレーカンファレンスを受けての感想。私も設立当初から関与しているJTPAというシリコンバレーの日人NPOが、シリコンバレーで働くことについてさまざまな角度から話をする丸一日のカンファレンスを実施、120人ほどが参加した、というもの。前後で何十件もの会社訪問や学校訪問、その他もろもろのイベントが催され、なかなか活発であった、、、と思う。 実はカンファレンス当日、私は自分の話す最終のコマしか行かなかったので、他のセッションで何が話されていたか皆目わからないのだが、聞いていた主催者側であるJTPAの人たちが異口同音に言っていたが 「『愛国心はないのか』『日を救うために何をすべきか考えているか』という類の参加者からの質問が複数あった」 ということ。で、主催者側の人たちの中は、かなり反発を感じた人たちも複数いた模様。 というのも、JTPA側はみなボランティアでこのカンファレンスを

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    nkoz 2009/03/29
  • アメリカの就労ビザを取りたい人への注意事項

    業務連絡ですが、アメリカで就労ビザを取ろうとしている人は、インターネット上に「今観光ビザ(または学生ビザ)でアメリカにいるけど、アルバイトで働き始めてます」などと書いてはいけません。就労ビザがないのに働くのは違法です。プライベートなつもりで軽く書いても、検索すれば一発で出てきます。実際にこれでビザが出なかった人がいるという話しを聞きました。最近はオンラインでも簡単に翻訳できるし、東京のアメリカ大使館でビザを出す仕事をしている日人の方もいるし、たとえ日語でもやめましょうね。 特にまかり間違ってもFacebookに書いたりしないように。

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    nkoz 2009/02/27
  • ○×△の起源は?

    人としては、 ○=よい、Yes   ×=だめ、No というのは水や空気のように自然な事実。そして △=○と×の中間 というのも当然のことと考えがち。つまり、いい順に○→△→×ですね。 しかし、これ全くアメリカを初めとした英語圏では通用しないんですよねぇ。それ以外の国はよく知らないが、まず通じないのではないかと。どれくらい通用しないかと言って、たとえば日人が 「★ ※ ♪ の3つをいい順に並べろ」 と聞かれても呆然とすると思うが、それくらい通じない。つまり、○=よい、×=だめ、も通じなければ、△がその間に位置するということも通じないのでした。 当地(やオーストラリア)では、テストの「マルをつける」時も、Vの右側が長めの「チェック」をするだけ。日風にマルをつけると何のことかわからないか、または 「えっ、零点?」 と思われる可能性あり。 同じ流れで、電化製品のスイッチはマルと縦棒、つまり

    ○×△の起源は?
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    nkoz 2009/02/09
  • マイクロソフトSongsmithによる経済崩壊メドレー

    先日、身悶えするほど恥ずかしいソフトとしてご紹介したSongsmithだが、その後も全米に衝撃を巻き起こし続けている。中でも個性的なのが冒頭のYouTube。(via Mashable)「Charts Music: Crisis Sounds So Cool!」と称して、様々な株価のチャートの折れ線グラフ上の点に音符を当てはめて曲にし、それをメドレーにしてありまする。リーマンブラザーズに始まり、GMなどいろいろ。日経平均もある。どれもこれも、だんだん音が下がって行くばかりだが、途中、だんだん音が上がって行くのもあって、「イラク戦争戦死者数」とか「イラク戦争の武器を供給するドイツ企業の株価」とか。ブラック。 Songsmithの発売以降、過去の名作のボーカル部分だけ残してSongsmithで伴奏をつけたものが続々とYouTubeにアップされているのだが、経済崩壊グラフを音楽にする、というのは

    マイクロソフトSongsmithによる経済崩壊メドレー
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    nkoz 2009/02/03
  • 身悶えするほど恥ずかしいマイクロソフトのSongsmith

    「中央研究所で作ってしまったが、営業部門がどこも売ってくれない技術・製品」というのは、多くのメーカーが抱える密かに頭の痛い問題である。通常は、「開発があるレベルまで進んだら、営業部門に開発コストを部分的に負担させる。開発が進むとともに、その比率をだんだん増やして行く」といった方法で、「完成したけど引き取り手がない」というのを避ける。(途中でスポンサーになる営業部門を見つけられないと自動的にプロジェクトがストップするので)。 しかしだ。新たな解決策を提示したのが、この1月8日に発売されたマイクロソフトのSongsmithである。その解決策とは、研究所から直接発売すること。そしてそのクオリティは、恥ずかしさに身悶えするほど。開発者の方には申し訳ないのだが、ここまで行くとそれはそれで素晴らしいというレベルである。 Songsmithは、コンピュータに向かって歌を歌うと、プログラムが自動的に伴奏を

    身悶えするほど恥ずかしいマイクロソフトのSongsmith
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    nkoz 2009/02/03
  • シリコンバレーで家を建てるのはオタク

    さて、我が家の建替えもそろそろ終盤に近づいてきた。しかし、ここにきて新たな伏兵が。それは階段。スチールでできたスカスカの階段をドンと後付で入れる、というものなのであるが、すぐできる、と豪語していたコントラクターの自信は嘘で、実は誰もできる人がいないので、今から再度設計・業者探しから始まることに。まぁあと3ヶ月くらいはできないと見た。 そんな中、常日頃から目をつけていた近所の建設中の家を観察しに。 我が家はコンテンポラリチックな作りである。しかしながら、カリフォルニアでは、「スペイン・コロニアル風」とか「トスカーナ・ビラ風」が主流。 なので、コンテンポラリ風な家があると、どんな部材を使ってるか、とか、デザインのディテールなど、興味津々で観察しに行くのでした。今日も建設中の家の入り口でどんな窓とドアを使っているか近寄って見ていたら、オーナー家族がやってきた。ちょっと気まずいが、自己紹介。 この

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    nkoz 2008/12/01
  • スパム悪の権化消える(とりあえず今のところ)

    スパムを大量に送り出していたSan Joseのホスティングサービスをシャットダウンしたら、全米のスパムの三分の二が消えた、というすごい出来事。シャットダウンしたのが昨日。 しかし、似たようなホスティング会社を9月にシャットダウンした結果、そのトラフィックがこのサイトに移ってきただけなので、今回も1週間もすれば元通りのスパム量に戻ると予測されている。すごいですねぇ。 ちなみに、今回のシャットダウンは、二社のISPがこのホスティング会社サイトへのコネクションを断ち切ったことで実現したのだが、その一社の人のコメント。 We looked into it a bit, saw the size and scope of the problem …. and said "Holy cow!’ 「トラフィックをちょっと見て・・・『なんじゃこりゃ!』と。」 シャットダウンした会社の名前はMcColo。マ

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    nkoz 2008/11/15
  • ありえない窓施工

    世紀の金融危機の真っ最中だが、シリコンバレーの日常はこともなく。CNNMoneyでもつけない限り、全然関係ないという感じ。まぁ、関係あっても特に何もできないわけで普通にやってます。 ということで、我が家の現在の最大の関心事は家の建替え。アメリカならではの「ありえないできこと」がいろいろある中でもびっくりしたのが、最近取り付けられた窓でございます。写真の通り、枠に隙間が空いている。 この状態で「施工終了」と、窓業者が去ってしまったのであった。 ここだけじゃなく、8箇所ほどきっちり同じだけ隙間が空いている ありえない。あまりにもありえないので、第一発見者の私は 「もしかして、これ、この後何かが起こるので、わざと隙間をあけてあるのだろうか?」 と首を傾げつつ一旦退散したくらい。 しかし、これは、「計測違い」に基づく大いなる間違いなのだった。 ま、話せば長い事情はあり、なぜ間違いが生じたかはほぼ推

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    nkoz 2008/09/23
  • 書評:家庭菜園に取り憑かれたITマネージャの”The $64 Tomato”

    またべ物のですが、今度は家庭菜園に取り憑かれたITマネージャの話。人が書いた実話です。タイトルは、ある日、どれくらい家庭菜園のトマトにコストがかかっているか計算したら、一つ64ドル(6500円くらい)もかかっていることがわかった、というところから取られている。 とにかくものすごい凝り性。そもそも料理が大好きで、おいしいモノがべたいばっかりにはじめた家庭菜園なのだが、いつのまにか常軌を逸した情熱をかけてしまい、ついに体を壊すまでの一連のエピソードが書かれている。この人、プログラマあがりのITマネージャみたいなんですが、文章も上手だし、話のまとめ方もそつなく、読みモノとしても中々よろしいです。 場所は、ニューヨークへの通勤圏ではありつつ、誰からも忘れられたような小さな町。そこで、築90年の廃屋を見つけ、それを直して家族4人で住むことにしたのが全ての騒動の発端。この家の廃屋ぶりはすごくて

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    nkoz 2008/08/16
  • ムスビ近況報告

    最近さらに巨大化しているムスビ。現在7.75キロ、17ポンドなり。もともと骨格の小さいゆえ、飼い主の人格が疑われるサイズになってきています。 しかし、これでも努力しているのだよ。 今、家を改築中で借家住まいなんですが、引越し先では外に出していない、というのも肥満化を促進しているかと。 引越し時、ダイエット中で、獣医に言われたとおりドライフードをやめ、ウェットフードオンリーにしていた。しかし、驚いたことにはドライフードが大好き。どう見てもウェットフードの方がおいしそうな気がするのだが、ドライフードを出せ、と鳴くこと鳴くこと鳴くこと。 ドライフードは炭水化物が多いので、がドライフードを欲しがるのは人間が甘いモノをべたがるようなもの、と誰かが言っていたが当でしょうか。 いずれにせよ、とにかくドライフード。しばらくしたら、少しやせた(7.4キロ→7.2キロ、くらい)。 しかし、から

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    nkoz 2008/08/14
  • ソーシャル金貸しZopa日本進出

    「個人が個人に金を貸すサイト」のZopaが日に進出するそうです。2年ほど前に「P2Pローン、もしくはソーシャル金貸し」というエントリーで、主に競合のProsperのことを取り上げましたが。日の金融ルール下でもできるんだ!という驚きが。 5年ほど前、Bay Areaの住宅相場・金利・日経済というエントリーでこんなことを書きました。 リスクに見合った金利で資金を融通する仕組みがない」ことが、日経済が立ち直らない理由だと思う。 アメリカでは、企業の資金調達でも、株式、債権の市場が充実しているのはよく知られているところだが、それ以外でも、例えば 売掛債権を割引して買ってくれるfactoringなんかが普通に存在する。もちろん、リスクが高ければ、その分金利(や手数料)が高いことでバランスが 取られている。しかし、日ではこれは「手形割引」てな感じで電信柱なんかに張り紙がはってある、ちょっとア

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    nkoz 2008/03/08
  • ベンチャーの成功を予測するアルゴリズム

    深い疑問の目で見られつつも増資に成功したYouNoodle。Startup Predictorなる「アーリーステージのベンチャーの良さを診断するプログラム」を開発中。 New York Timesの記事に寄れば、オクスフォード大学の(元)学生二人がファウンダーで、サンフランシスコで起業、ペイパルファウンダー(で長者)のMax LevchinとPeter Thiel、加えてFounders Fundから投資を受けたそうな。 どういうパラメータで判断を下すかは秘密、とのことだが、「ソーシャルキャピタルとネットワークの影響」を考える、と。。。。つまり、「有名な人、特定のグループに属するファウンダーがいる」ということが成功の鍵と言うことか? いわく They say their algorithm uses sophisticated modeling pertaining to how soci

    ベンチャーの成功を予測するアルゴリズム
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    nkoz 2008/02/21