今では、当たり前の宅急便ですが。 集荷・配達に手間がかかる小口荷物より、大口の荷物を一度に運ぶ方が合理的で得、 という業界の常識を覆して、当時の社長であった小倉さんが発案して、1975年の夏に発足。 意外とその歴史はまだ浅いんですね。 「宅急便」という造語は、ヤマト運輸の商品名なので、他社はもちろん使えません。 日本通運は、ペリカン便。佐川急便は、飛脚便。西濃運輸は、カンガルー便。 NHKが使う時は、宅配便と呼ぶそうな。 他にも、クール宅急便、スキー宅急便、ゴルフ宅急便やパソコン宅急便と次々と 需要の開拓をしてきたヤマト運輸ですが、 少し前の各新聞に大きな見出しがずいぶんと躍っていましたなぁ。 クール宅急便の温度管理にちょっと問題が…ですって!! 『保冷用コンテナ用の荷物を5分で仕分けて、 配達時に荷物を取り出す時には30秒以内にすべし』。 な~んて配達のルールがあるのも初めて知りましたが