Risa/Asir(りさ・あじーる[注釈 1])は、竹島卓・横山和弘・野呂正行らにより富士通研究所で開発されたオープンソースの計算機代数システムである。数式処理エンジン Risa (Research Instrument for Symbolic Algebra; 記号代数のための研究道具)とインターフェイス実装 Asir[注釈 2] からなる。 2000年以降、オリジナルを安定版 (STABLE) とし、開発版 (HEAD) は野呂正行の転出先である神戸大学へ中心を移し[注釈 3]、OpenXM contrib2[注釈 4] として OpenXM コミッターによって開発されている(Asir2000 神戸版)。Risa/Asir は Windows・macOS及び各種UNIX上で動作し、開発は主にFreeBSD上で行われている。