メジャーなプログラミング言語は時代によって変わる。私がプログラミングを学び始めた1980年代には、個人レベルでメジャーな言語といえば「BASIC」と「C」だった。企業のシステム開発では圧倒的に「COBOL」が主流だった。 現在のメジャーな言語といえば「Python」と「Java」だろう。PythonはAI(人工知能)開発やデータサイエンス分野、Javaは企業のシステム開発に強みを持つ。どちらも基本的には用途を問わない「汎用プログラミング言語」だが、キャラクターは比較的はっきりしている。 2つの言語には奇妙な非対称性がある。PythonはほとんどJavaを意識していないように見えるのに対し、Javaは強烈にPythonを意識しているという点だ。JavaよりもPythonのほうが人気があるという現状を反映しているのかもしれない。 Pythonは特に「プログラミング入門」と「AI開発」の2つの分

