今年の4月、AMDが中国企業の「天津海光先進技術投資(THATI)」と合弁会社を設立し、x86 CPUの重要技術をライセンス供与すると発表した。 合弁会社は中国向けのサーバーチップを開発し、AMDは2億9300万ドルのライセンス料と、加えて今後は売上分のライセンス料を得る。中国サーバー市場ではインテルのシェアが高いが、そこに中国産CPU化でシェアを開拓する。 中国企業がx86 CPUを開発し量産することができるというこのニュースは中国国内にとどまらず、中国国外でも報じられ、日本語でも翻訳された。 今のところ、THATIからの中国製CPUは出ていないが、スパコンで知られる「曙光」が海光株の74%をもっているため、曙光から中国製CPUが搭載された製品が出てくるかもしれない。 このニュースを読む限り、これがAMDが中国企業と提携する初めてのケースのように読める。しかし、その前からAMDからライセ