関連キーワード 情報漏えい対策 | 情報漏えい | プライバシー | 個人情報保護 GDPR順守に向けて企業がやるべきこととは 欧州連合(EU)の「一般データ保護規則」(GDPR)が2016年5月24日に発行し、2018年5月25日に適用開始となる。EUに暮らす個人に関するデータを保持する世界中の企業には、GDPRの順守を始めるまで後1年しか残されていない。GDPRを順守しなければ、最大で前年度売上高の4%か、2千万ユーロのどちらか多い方が罰金として科される。 GDPRの順守は、企業がGDPRの保護対象となるデータ(EUに暮らす個人に関係する情報)を特定し、そのデータが不正に開示されないよう保護することを意味する。またGDPRの適用対象となる人々に対して自らのデータを確認、管理できるようにしながら、GDPRの下で、人々の過去の情報に対する「忘れられる権利」を守れるようにしなければならない。