平均成長率は30% 松田翔太が「座敷童子」に扮し、妻役の戸田恵梨香とともに夫役の角田晃広(東京03)に「戸建てがほしい」と迫る――。コミカルなCMが話題を呼んでいるオープンハウス、実はいま、飛ぶ鳥を落とす勢いであることを知っているだろうか? オープンハウスは、東京を中心に事業を展開してきた総合不動産グループだ。1997年の創業以来、右肩上がりの成長を続け、直近8年の売上高平均成長率(年平均成長率)は約30%。平均約7%という業界の成長率を考えると抜きん出ている。 さらに、2020年9月期の決算にいたっては、売上高5759億5100万円(前期比6.6%増)、当期純利益594億9100万円(同51.0%増)を記録。三井不動産、三菱地所、東急不動産ホールディングスなど財閥系、電鉄系が上位を占める不動産業界において、業界第7位にまで躍進している。 同社の荒井正昭代表取締役社長は、「売上一兆円を目指