みなさん連休いかがお過ごしでしょうか。 連休にふさわしいとはまったく言えないテーマで恐縮ではありますが、今週の週刊isologueは、先週の前編に引き続き、いよいよ本題の「HFT」について考えます。 ■HFTとは何か? HFTは「High Frequency Trading」の略で、コンピュータを証券取引所のコンピュータに「直結」し、ミリ秒 (milli second、ミリセック)、つまり千分の1秒オーダーかそれ以下で自動で売買を行なうこと、またその手法を指します。 欧米で盛んになってますが、日本でも東証の新システム「arrowhead(アローヘッド)」が稼働しはじめてから、一般にも脚光を浴び始めています。 こちらの東証さんのプレスリリースによると、 「arrowhead」では5ミリ秒…の注文応答時間、3ミリ秒の情報配信スピードを実現します。売買・市場情報の両面でミリ秒レベルのスピードを実
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