ブックマーク / lifewithbooks.hateblo.jp (8)

  • 意外に読める女性の恋愛バトル!? |『彼女の嫌いな彼女』唯川恵 - 海外オヤジの読書ノート

    イタリアで一番?印象に残ったピサの斜塔。 皆さん、こんにちは。 とうとう短い旅行も終わりに近づきつつあります。これまでヨーロッパはフランスと今回のイタリア、二つしか行ったことがありません。で、もし、住めるとしたら、と考えると、やはりイタリアかな、と感じました。 人がいい、というか、付き合いやすいように感じました。 もちろん、副流煙半端ないとか、たばこが常に臭いとか、ありましたが。 ひとこと 初めて唯川さんの作品を読みました。 どういうアルゴリズムかは分かりませんが、アマゾンのKindle Unlimitedでおすすめ?に入っており、何となく読んでみようかと手に取った作品。 恋愛小説系の作家さんかと思って敬遠してきたのですが、どうしてどうして、なかなかにドラマティックな展開に男性でも楽しむことができました。結論としてはなかなか面白かったです。 あらすじ ざっくり言ってしまえば、総合職のお局様

    意外に読める女性の恋愛バトル!? |『彼女の嫌いな彼女』唯川恵 - 海外オヤジの読書ノート
    nmukkun
    nmukkun 2024/02/06
    男女雇用機会均等法が浸透してから、会社を舞台とする、女性が主人公の小説が増えましたね。
  • 英語でエンタメ小説を!格式のある美しい英語 |『THE BODY IN THE LIBRARY』AGATHA CHRISTY - 海外オヤジの読書ノート

    皆さん、こんにちは。 アガサ・クリスティのを見るといつも冒頭につらつら書かれているのですが、何でも彼女の著作は世界で(累計で)三番目に多く売れたそうです。 一位は聖書、二位はシェークスピア、そして三番目はアガサです。 ・・・なんてことを聞くとアガサ・クリスティもコンプリートしたくなります。 ただ、英語版でぶっ通しですべて読むとなると時間もお金もかかるのが悩みです。 電子版は500円くらいで全集みたいのが買えたりしますが、やはり味気ないんですよねえ。 やはりの物理的な存在感ってのはインパクトがあります。そして所有するだけで味わえる満足感(読んでも居ないのに!)。 そうしたと静謐に囲まれる愉悦、それが図書館や書斎の醍醐味なのでしょう。 で、日はそのような書斎にまつわるお話です。いつもの近所の新古品の店で500円程で購入したもの。 ひとこと アガサ・クリスティの作品はもう数回読んでいます

    英語でエンタメ小説を!格式のある美しい英語 |『THE BODY IN THE LIBRARY』AGATHA CHRISTY - 海外オヤジの読書ノート
    nmukkun
    nmukkun 2024/01/18
    キャップ萌えは見事な表現ですね。ただ、(このお年で) この後マーブルは成長していくのが驚きです。
  • 2023年読書を振り返る(印象に残った5選) - 海外オヤジの読書ノート

    来年もがんばってポストします。写真は年訪れたパースの一コマ。素敵な町。 皆さんこんにちは。 ブログも何と4年がたちました。今年も有難うございました。 たまに頂ける反応に、じんわりと支えられております。お越しいただきました皆様、当にありがとうございます。感謝申し上げます。 方針は変わらず、毎年百冊強のの備忘録を世間にまき散らし、公共空間でポイ捨てをしているみたいで、いつもちょっと申し訳なく感じております。 相変わらず文章力は向上せず、語彙も増えず、これではうちの子どもたちとあんまり変わんないなあと嘆息しつつ。でも来年以降も文章力を向上させるべく、少しだけ(マジですこしね)、努力したいと思います。 ということで、以下、振り返ります。 2023年の読書は146冊 1. 底知れぬインド 2. 伊坂幸太郎の恐るべき実力 3. アメリカの格差社会 4. 聖書の世界 5. 女性という悲哀:「サン

    2023年読書を振り返る(印象に残った5選) - 海外オヤジの読書ノート
    nmukkun
    nmukkun 2023/12/31
    幅広いジャンルへの尽きない好奇心には、いつも感心しています。来年もよろしくお願いします。
  • 筆者のひととなりがわかる、仙台愛にあふれた一冊 |『仙台ぐらし』伊坂幸太郎 - 海外オヤジの読書ノート

    50年近いこれまでの人生で、2日だけ、仙台に行ったことがあります。 遥か昔ですが、東北大学(院生として)に行きたくて、一日は指導教官(になって欲しい)の教授にテーマの面談、もう一日は入試で。 結局、一蹴、という感じで箸にも棒にもかからず不合格。以来東北には踏み込んでいません笑 ということで今現在、私の人生における仙台率はざっと0.011%というところ。 にも拘わらず、以降なんだか勝手にシンパシーを感じ、それから伊坂氏の作品を読むようになりました。 そんな伊坂氏による仙台での暮らしを綴るエッセイ。伊坂氏のエッセイとは、珍しいですよね。 概要 仙台に拠点をおく伊坂幸太郎氏のエッセイ。 震災をはさみ、足掛け8年の仙台にまつわる氏のエッセイ集。飄々としつつ、若干小心?考えすぎ?な性格がユーモラスに描かれています。 日常の偶然をユーモラスに綴る 「〇〇が多すぎる」の定型タイトルが9つもあり、途中で強

    筆者のひととなりがわかる、仙台愛にあふれた一冊 |『仙台ぐらし』伊坂幸太郎 - 海外オヤジの読書ノート
    nmukkun
    nmukkun 2023/08/15
    「地元あるある」で、こちらはまだ未読でした。とても気になったので、早速読んでみます。
  • 未来志向の提言も聞きたい |『韓国人による嘘韓論』シンシアリー - 海外オヤジの読書ノート

    もう初夏ですね、日では。 実は息子が野球をやっています。今日は甲子園の東京予選のくじを引きに行っているそう。 思えば彼は野球運がなかった。常に一緒にやる仲間が少なかった。メンバー不足は、彼のチームを常に負ける方向へ追いやった。 小学校3年で親(わたし)の我儘でアジアの端っこに連れてこられ、何とか加入した野球チーム、同学年は彼含め二人。その後パートナー?を変えつつ、同学年はほぼ常に二人で、中学三年でコロナにより野球すらできなくなる。日の高校へ進学するもやっぱり同期は彼含め二人。高2で彼の代になってからは練習試合含め一勝もできていない・・・。とにかく勝てない。 そんな状況を家内と話していて、「いや、彼は実は野球の神様の恩恵を受けているんじゃないの?」という話になりました。 仲間はいつだって少なかった。親目でみても上手とは言えない。才能もない。大好物の高めのボール球を空振りするのは定番ですら

    未来志向の提言も聞きたい |『韓国人による嘘韓論』シンシアリー - 海外オヤジの読書ノート
    nmukkun
    nmukkun 2023/06/18
    「可愛さ余って憎さ百倍」というのでしょうか。一般的に日本人よりも感情の起伏が激しいとされる韓国人、「嫌日」だけでなく「嫌韓」の方向に向かった時もまた激しいですね。
  • とにかく明るいニーチェ|『ニーチェの言葉 エッセンシャル版』フリードリヒ・ニーチェ、訳:白鳥春彦 - 海外オヤジの読書ノート

    俺に哲学なんて分かるんかいな? 哲学というと実に難解なイメージがあります。 小難しい言葉遣いで滔々と私たちをまくしたて、なんなら分からないこちらが悪者であるとのたまう、そんな謎な高圧的キャラを想像してしまう程。 その晦渋さにあって、ニーチェ、です。 私には、とっつきづらい、体系化していない、断片的、だけれども美しいアフォリズム、というイメージがありました。要は敬遠していました。だから、これまで読んだニーチェ作品は僅か一冊。しかもつい昨年のこと。 で、恐る恐る作を読みました。ん? 意外や意外、何だかイイ奴な感じ。めっちゃポジティブ。あれ?ニーチェってこんなんだったっけ?っと首を傾げる。 噂では、とんがった感じの取っつきづらい奴、ということだったのに、話してみたら、意外といい奴だった、そんな感じです。 毒気が抜かれたかな? 何でだろう? 考えたのですが、きっとその理由はの構成にあります。

    とにかく明るいニーチェ|『ニーチェの言葉 エッセンシャル版』フリードリヒ・ニーチェ、訳:白鳥春彦 - 海外オヤジの読書ノート
    nmukkun
    nmukkun 2023/04/29
    昔ハウツー、今超訳。「癖も雑味もある黒糖」の比喩は私に取ってツボでした(^^) そして「とにかく明るいニーチェ」のコピーは秀逸です!
  • コンパニオン嬢が活躍!肩がこらない推理小説|『ウインクで乾杯』東野圭吾 - 海外オヤジの読書ノート

    こらえ性のない長男が唯一読書でとっかかりを見いだした東野圭吾先生。二年半ぶりに会う彼の棚にたたずむ作。「どうだった?」と聞くと「うーんいまいち、あんま覚えてない」とのこと。神通力もこれまでか、親として確認してみた次第です笑 裏表紙あらすじ パーティ・コンパニオン小田香子は恐怖のあまり声も出なかった。仕事先のホテルの客室で、同僚牧村絵里が、毒入りビールを飲んで死んでいた! 現場は完全な密室。警察は自殺だというが・・・。やがて絵里の親友由加利が自室で扼殺され、香子にまで見えざる魔の手が迫ってきた。誰が、なぜ、何のために!? ミステリー界の雄が放つ長編格推理の傑作! いつもいつも感じるのですが、東野氏の作品はコンパクトにまとまっておりエンターテイメント性が高いものだと思います。 作はちょっとおバカ風なコンパニオン嬢が、玉の輿を目指しつつ、たまたま遭遇してしまった殺人事件に関与していく、と

    コンパニオン嬢が活躍!肩がこらない推理小説|『ウインクで乾杯』東野圭吾 - 海外オヤジの読書ノート
    nmukkun
    nmukkun 2022/08/27
    私はこの本は息子さんと同じ感想でした。今振り替えると、「バブルへGO!」のように思えますね。
  • 箴言集、あるいは政体論。政治ないし中世ローマ等の専門家向けか―『ディスコルシ 「ローマ史」論』著:ニッコロ・マキァヴェッリ 訳:永井光明 - 海外オヤジの読書ノート

    正直言うと、安さにつられて買ってしまったんです。 ひと月くらい前でしょうか。通常価格1,700円くらいの作が499円でした。しかもポイントがさらに200円分。ということは実質300円。安くないか!?しかも私の好きな歴史関連!Amazonレビューでもなかなかいいこと書いてある。じゃ、買うしかないじゃん、ということで深夜寝る前に半ば衝動的にポチった作。 ・・・貧乏性って、当に嫌。自分の性分をちょっと恨みました。 君主論で有名なマキャヴェリが表した著作。 一言で言うと「専門家向け」です。素人?というか気合いが入った人以外には中々おすすめし辛いというのが音です。 内容は、端的に言えば国家論でしょうか。どのような政体・統治体制が良いのかということを延々と、延々と(そして延々と)語ったものです。理論的に構築したものとも言いづらく、箴言集的な雰囲気でもあります。また、そこで引用(例証)されるのは

    箴言集、あるいは政体論。政治ないし中世ローマ等の専門家向けか―『ディスコルシ 「ローマ史」論』著:ニッコロ・マキァヴェッリ 訳:永井光明 - 海外オヤジの読書ノート
    nmukkun
    nmukkun 2021/08/22
    一度は塩野七生を読みましたが、ギボンは定年後に挑戦しようかと思っています。
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