奈良県橿原市の中心街でテナントが撤退したまま老朽化し、周辺住民から「幽霊ビル」とも呼ばれていた築40年近いビルが6月末をめどに解体されることが、解体業者などへの取材で分かった。 ビルは橿原市兵部町の国道24号沿いにあり、登記簿によると、1980年新築の鉄骨9階建て(延べ約7700平方メートル)。駐…
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<access> 離島を除けば全国で最も人口が少ない高知県大川村(約400人)が、地方自治法に基づき村議会を廃止し、約350人の有権者が直接、予算などの議案を審議する「町村総会」を設置する検討を始めた。四国山地にある村を訪ねると、過疎化と高齢化で議員の担い手が足りなくなる現実が浮かんだ。人口減少の最先端で迫られた「直接民主主義」の動きを追った。【和田浩幸】 「議員が集まらない危機感を感じちょる。議会や村民の反応を見て判断したい」。大川村の和田知士(かずひと)村長(57)は4月25日夜、隣町での会合後の帰りの車内で朝倉慧(あきら)議長(77)に総会設置に向けた揺れる思いを打ち明けた。村は1960年に約4100人が暮らしていたが、現在の人口は10分の1に減り、65歳以上の高齢者が45%弱を占める。
千葉市稲毛区のJR稲毛駅周辺などで昨年8月以降、男子中高生が口に、不審な若い男から指を入れられる被害が少なくとも8件相次いでいることが県警などへの取材でわかった。千葉西署は暴行容疑で捜査している。 同署によると、男は帰宅途中の男子生徒らに「駅はどこ?」などと尋ね、会話の最中に指を口に入れ、自転車で…
大雪で電車が動けなくなり、車内で運行再開を待つ乗客たち=鳥取市のJR青谷駅で2017年2月11日午前5時35分、園部仁史撮影 西日本の日本海側に降った大雪の影響で10日午後9時ごろ、鳥取市のJR山陰線鳥取駅で信号トラブルが発生。京都発鳥取行き特急列車「スーパーはくと」が津ノ井駅(同市)に停車したまま同日午後11時15分ごろから動けなくなった。乗客約130人は、運転再開までの約3時間半を車内で過ごした。山陰線ではほかに、線路への倒木と大雪の影響で普通列車が動けなくなり、乗客26人が車内で12時間以上過ごすなどした。JR西日本米子支社によると、体調不良などを訴えた人はいなかった。 はくとは11日午前3時前、鳥取駅に到着。駅員らが乗客に水とビスケットを配った。乗客は疲れた表情で改札を出ると、駅前のタクシー乗り場に長い列を作った。
薪を燃料に使った空調設備の導入が検討されている「河辺いきものの森」のネイチャーセンター=滋賀県東近江市建部北町で、金子裕次郎撮影 滋賀県東近江市が、自然学習公園「河辺いきものの森」の中心施設「ネイチャーセンター」(同市建部北町)の空調エネルギーとして、薪(まき)を利用する新システムの導入を計画している。1日開会の9月議会に提出した補正予算案に開発研究と実施設計の費用880万円を計上。来年度に着工して2018年冬の完成を目指すという。里山の保全活動に関わる市民団体が間伐材をエネルギーとして手軽に供給することも可能となり、市民参加型の新たなエコ活動に広がる期待も高まる。 同市内には里山保全に関わる市民団体が約20団体あるが、活動で出された間伐材の処理が課題になっていた。一方、主に伐採される雑木はコナラやカシ、クヌギなどの広葉樹で燃焼効率が高いとされる。新システムはごみとなる間伐材を燃料として生
視覚障害者団体が調査へ 東京メトロ、社員に「声がけを」 東京メトロ銀座線の青山一丁目駅(東京都港区)で、盲導犬と歩いていた目の不自由な男性がホームから転落し電車にはねられ死亡した事故の衝撃が広がっている。駅のホームは視覚障害者から「欄干のない橋」と危険視されており、障害者団体は当時の状況などを独自に調査することを決定、メトロは再発防止のため「積極的に声がけすること」を社員に指示した。事故防止にはホームドアが有効だが未設置の駅も多く、視覚障害者は乗客ら周囲の助けの必要性を訴える。 警視庁赤坂署や東京メトロによると、死亡した世田谷区の会社員、品田(しなだ)直人さん(55)は15日午後5時45分ごろ、同駅渋谷行きホームから転落、入ってきた電車にはねられた。同駅近くの会社に勤務しており、帰宅途中に事故に遭ったとみられる。ホームに点字ブロックはあったが、ホームドアはなかった。
今春の第74回全日本学生児童発明くふう展(発明協会主催、毎日新聞社など後援)で、第2位となる内閣総理大臣賞に選ばれた愛知県刈谷市立朝日中学3年、太田匠郎さん(14)の作品「ママも安心、自動ブレーキ付きベビーカー」の制御方法が特許を得た。ベビーカー事故の防止に役立ち、親たちも安心して使えるという理由だ。太田さんは商品化したい考え。【安間教雄】 創作のきっかけは、ブレーキを掛けていなかったベビーカーが、駅のホームから転落するケースがあると聞いたこと。ベビーカーを動かさない時は、自動的にブレーキが掛かる仕組みにすれば良いと考えた。
<活字を楽しむ> (ジャン・ハッツフェルド著 ルワンダの学校を支援する会(服部欧右)訳 かもがわ出版、1900円(税別)) 大学3年だった2013年9月、夏休みを使って1人でアフリカ中部のルワンダに約3週間滞在した。訪れた理由は、高校生の時に見た映画の衝撃が忘れられなかったからだ。ここで起きた虐殺(ジェノサイド)の悲劇が映画の主題だった。 国の面積は約2万6000平方キロメートル。現在の人口は約1000万人でフツ、ツチ、トゥワの民族が暮らす。1994年4月6日、ハビャリマナ大統領が乗った航空機が首都キガリで撃墜され、大統領が死亡したのをきっかけに多数派の過激派フツ族が主導し、少数派ツチ族らへの大量虐殺が始まった。3か月で約80万人の命が奪われた。 この記事は有料記事です。 残り798文字(全文1126文字)
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