時間を有効活用することは、ビジネスパーソンの必須条件。とはいえ現実的には、なかなか難しいことでもあります。そこで活用したいのが、きょうご紹介する『時短術大全』(生産性改善会議編、KADOKAWA)。スケジュールの管理術にはじまり商談・会議のテクニック、最新のデジタル活用術や対人関係まで、さまざまな「時短術」が紹介されています。 時短術と聞くと、「本当に役立つのか」といぶかる人もいるかもしれない。たとえば、パソコンのショートカットキーを覚えるのが億劫だからといって、マウスで操作している人がいる。だが、ショートカットを使って1日の仕事が10分でも短縮できれば、単純計算で年間40時間もの削減になる。時短術とはこうした「ちょっとした工夫」の絶え間ない積み重ねなのである。もし自分の仕事が遅いと感じているなら、この機会に、これまで顧みることのなかった「ちょっとした工夫」をやってみてはいかがだろうか。(