タリバンが、これまで米軍が使っていた生体認証デバイスを押収したとの報道が浮上している。これは米国政府や連合軍に協力したアフガニスタン国民の特定につながる可能性があり、米国の支援を受けていたこれまでの政府の崩壊を受け、デバイスに保存されている情報をタリバンが報復に用いる懸念が高まっている。 消息筋がThe Interceptに語ったところによると、押収されたデバイスは「Handheld Interagency Identity Detection Equipment(HIIDE)」と呼ばれるもので、タリバンがアフガニスタンの首都カブールの攻略に向けた兵を進めていた先週に同組織の手に渡ったという。デバイスには虹彩スキャン、指紋、経歴情報などが含まれていると、The Interceptは8月17日付の記事で報じた。記事によると、このデバイスがより大きな集中型データベースへのアクセスに利用される可