20日午後5時5分頃、金沢市御所町の運動場で、金沢星稜大陸上競技部の3年生の男子学生(21)が自ら投げたやりを取りに行った際、地面に刺さったやりの端を誤って腹に突き刺した。 やりは右下腹部から背中にかけて貫通し、男子学生は重傷を負ったが、意識はあり命に別条はないという。 金沢東署の発表によると、やりは長さ2メートル60で、両端ともとがっていた。男子学生はフォームの確認に夢中で、地面のやりに気づかずに突っ込んだという。現場は同大を運営する稲置学園の総合運動場。グラウンドでは当時、約100人が練習中で、男子学生がうずくまっているのに別の学生が気づき、110番した。