野党4党は31日、自民党が発表したマニフェストをそれぞれ批判した。民主党の鳩山代表は記者団に「麻生首相は市場原理主義に決別宣言をしたが、結局4年前のマニフェストに対して自ら公約違反だと主張した」と語った。 また鳩山氏は、多くの項目の達成期限が衆院議員の任期である4年以降だとして「マニフェストとは最大4年間で何をなすべきかを国民との間で契約する政策集だ」と批判。「財源も判然としない。足りなくなったら借金、消費税増税ということしか見えない。極めて無責任だ」と強調した。 共産党の志位委員長は「安心な国民生活というが、国民の暮らしから安心を奪ったのは一体だれなのか。21世紀のいかなる展望も見えてこない。もう政権党としては退場させるしかない」と語った。 社民党の保坂展人副幹事長は「野党の財源が明確でないという批判をずいぶん聞いたが、自民党は非常にあいまいだ。与野党の交代がマニフェスト議論ですで