野党の女性国会議員らは8日、自民党の徳田毅衆院議員が国土交通・復興政務官を辞任した経緯について安倍晋三首相に説明責任を果たすよう求める申し入れ書を菅義偉官房長官に国会内で提出した。徳田氏は女性をめぐるトラブルで辞任したとされる。
神奈川県警大和署の男性警察官2人が後輩の女性警察官に服を脱ぐよう強要したなどとして逮捕された事件で、県警は勾留満期の8日にも、2人を停職の懲戒処分とする方針を固めた。 2人は、前同署交通2課の巡査部長・森克演容疑者(35)(暴行と強要容疑で逮捕)と、前同署刑事2課の巡査部長・荒川好和容疑者(38)(強要容疑で逮捕)。 県警によると、2人は昨年3月11日午後1時半~午後4時頃、大和市のカラオケ店で、当時同署に勤務していた20歳代の女性警察官に対し、ブラウスとズボンを脱いで森容疑者のワイシャツとズボンに着替えるよう強要し、森容疑者は女性の頬に不意にキスした疑いが持たれている。 捜査関係者によると、2人は、同日午前10時から同市内の居酒屋で開かれた同署当直班の送別会に参加。2次会で訪れたカラオケ店で、2日後に別の署への異動が決まっていた女性に電話し、「こういうのに出なくてはだめだ。お前の異動先の
東京電力福島第一原子力発電所3号機の使用済み核燃料の貯蔵プールで、ほぼ水の中につかった状態で見えていた、重さ1.5トンの鋼鉄製の棒がなくなっていることが分かり、東京電力は、プールに落下したとみて、今後、水中カメラを入れて燃料に異常がないか確認するとしています。 福島第一原発3号機では、使用済み核燃料の将来的な取り出しに向けて、貯蔵プール周辺のがれきの撤去作業を続けています。 東京電力によりますと、6日の作業のあと、遠隔操作のカメラでプールの状況を確認したところ、作業前まで水にほぼつかった状態でプールの中央付近にあった、重さ1.5トンの鋼鉄製の棒が完全に見えなくなっていることが分かりました。 このため東京電力は、プールの中に落下した可能性があるとみて、準備が整いしだい水中カメラを入れて、水没した棒の状態や、使用済み核燃料に異常がないか確認することになりました。 東京電力によりますと、これまで
首都圏反原発連合(反原連)が発行するリーフレット「NO NUKES MAGAZINE(ノーニュークスマガジン)」(写真)の注文が、発表からわずか1日で1万部近くにのぼっていることが7日、わかりました。 リーフレットの発行は、反原連が5日に行った記者会見で明らかにしたもの。反原連によれば、原発はいらないと願いながらも、電力需要などから再稼働は仕方ないのではと思っている人たちに向けて製作されました。 第1弾「ベーシック編」は、(1)いま日本で動いている原発の数は?(2)原発がなくなると停電するって本当?(3)放射能汚染の現状は?(4)なぜ「即時停止」を主張するのか?(5)原子力って本当に経済的?(6)原子力のかわりになるエネルギーは?―6項目の疑問に分かりやすく答えています。 反原連のホームページから無料(部数が多い場合は送料のみ負担)で注文することができます。PDFファイルも入手できます。
原子力規制委員会が、東京電力福島第一原発事故に関する約90万枚に上る資料を電子文書化し、早ければ2年後の一般公開を目指すことがわかった。 未公開資料も含まれるとみられる。各政府機関がばらばらに保管している資料の散逸を防ぎ、当時の事故対応を将来にわたって検証可能にする目的もある。ただ東京電力が自社で個別に管理する資料は、所有権がないため対象に含まれていない。 「ここだけでも30万枚分の資料があります」。東京・六本木の規制委庁舎の一室。事務局を担う原子力規制庁の担当者が室内のロッカーを開けると、旧原子力安全・保安院(昨年9月に廃止)から引き継いだ大量のファイルが並んでいた。 事故直後の福島県内の放射線モニタリング結果が記されたとみられる資料には、放射線の値に何本ものアンダーラインが引かれ、走り書きされた判読不能な文字もあるなど、当時の混乱ぶりがうかがえる。 こうした資料は規制庁のほか、福島市内
レーダー照射の起きた海域は、NHKでは尖閣諸島北方100km以上、朝日では180kmと報道されています。(図の黄色のダイヤ部分) 尖閣諸島から北方へ180kmというと、日本が主張する日中中間線ぎりぎりであり、中国が主張する日中中間線から深く中国側に入り込んだEEZになります。公海上ではありますので軍艦の航行が制限されるわけではありませんが、東シナ海の日中中間線を巡って日中間が係争している海域に軍艦が頻繁に進入するのは緊張を高める行為であると言えるでしょう。 しかも、この付近には中国の東シナ海ガス田施設があります*1。 この中国側ガス田施設付近かつ日本主張のEEZ境界付近については、日本は軍用機・軍艦でひっきりなしに接近を繰り返し、中国側に対して挑発を行っています。 そもそもこの海域に日本が海自艦艇を出す必然性が理解できません。尖閣諸島の防衛というには180kmも離れている上、沖縄よりも中国
福岡県福智町で生花業世良京子さん(78)が殺害された事件で、福岡県警捜査本部は8日、殺人の疑いで、世良さんの長女で近くに住む管理栄養士藤村真由美容疑者(55)を逮捕した。 逮捕容疑は5日午前5時ごろ、世良さん宅で世良さんの頭部を殴打するなどし、路上で火を付けて焼死させた疑い。捜査本部によると、藤村容疑者は「口論をしてもみ合いになり、花瓶で殴った。死んでもいいと思い火を付けた」と容疑を認めている。 藤村容疑者は7日、自宅で首を包丁で切るなどして自殺を図り、病院に搬送されたが、軽傷だった。 捜査本部によると、藤村容疑者の話に不審な点があり、両手に傷があったことから、事情を聴くとともに殺人容疑で自宅などを家宅捜索していた。捜査本部は、2人に何らかのトラブルがあったとみて、殺害の経緯などを詳しく調べている。
柔道の園田隆二・全日本女子前監督の暴力行為を告発した女子選手と親交のある、柔道の元五輪代表男子選手が7日、読売新聞の取材に対し、女子選手から聞いた話として、「合宿後の夜の打ち上げの酒席」に、園田前監督らから、半ば強制的に付き合わされていたことを明らかにした。 元五輪代表男子選手によると、15人の中にはコーチ学を学ぶ選手もおり、暴力行為には「学問と実態の落差に失望した」と話していた。この女子選手が飲食店から電話をかけてきたため、「論文もある時期に、何をやっている」と叱ると、女子選手は「先生方(コーチ)の慰労会」と称する打ち上げに出席していると打ち明けた。厳しい上下関係の中、欠席が許されない状況だったという。 園田前監督が先月31日の記者会見で語った「食事をして選手とのコミュニケーションを図った」という場がこの酒席だった。元五輪代表男子選手は「お酌をして回らざるを得なかったようだ」と女子選手ら
大阪のたこやき君……、考えるだけでうっとりしますだよ。 ■地震へのそなえをチェック こんにちは。もんじゅ君です。 「このところ、なんだかまた地震が多いかも……」という声を、先週ちらほらきいたの。こまかな地震までふくめれば、毎日揺れているといってもまちがいじゃない日本列島だけど、震度5弱以上が1月28日と31日に茨城北部で、2月2日には北海道の十勝地方中部で、とつづいたので、さすがにちょっと「あれっ」と感じたのかもしれないね。 地震のあった地域のみなさんはだいじょうぶだったでしょうか。 そして、そうでない地域のみなさんも、おうちのそなえをあらためてチェックしてみてね。 ■原発×地震=事故 ふくいち君の事故って「原発×地震」のかけ算で起きたよね(東電さんは、「地震じゃない、津波のせいだ」といっているけれども)。 「地震」をとめることはできないので、人間の力でコントロールできる「原発
ざっくり言うと… ・みなさんは何が好きですか? ・その「好き」には、安定した職業が提供されていますか? ・安定した職業が用意されていない場合、創意工夫が求められるでしょう。 ・「好きを仕事にする」と、みなさんはそのことを「好き」じゃなくなる可能性があります。 ・「好き」な気持ちを持ちつづけたとしても、たゆまぬ努力をすることが求められます。 ・覚悟はありますか? 「好きを仕事にする」って一つのキーワードですよね。ぼくも大好きな方向性です。 「好きを仕事にする」2つのパターン まず前提として、「好きを仕事にする」には2つのパターンがあることを理解しましょう。 パターン1. 「好き」なことに、安定した職業がすでに用意されている場合 パターン2. 「好き」なことに、安定した職業が用意されていない場合 話はシンプルです。たとえばぼくが「外科手術」が「好き」な人間だったとしたら、そこには「医者」という
東京電力は7日、福島第1原発3号機の使用済み燃料プールにあった燃料交換機が水没したと発表した。6日のがれき撤去作業中に沈んだとみられる。 東電によると、燃料交換機は長さ約5~23メートルのステンレス製伸縮ポールで、重さは約1・5トン。主要な部分は水中にあったが、6日の作業前には一部が水上に出ていることが確認されていた。6日の作業で長さ約25メートルの鉄骨が破断した際、鉄骨は落下していないのに水しぶきが上がり、その前後に撮影した画像を精査したところ、水没したと判断した。 東電は「プールの状態に大きな変化はない」としており、水中カメラでプール内の様子を調べる方針。
先日、広報デザイナーを無報酬で募集したことで批判を受けた大阪市天王寺区役所。サイト上に謝罪文を掲載し、「天王寺区デザインパートナー」と内容を改めて再募集を開始しました。 発端となったのは2月4日に掲載された「天王寺区広報デザイナー募集」。ポスター・チラシのデザイン案作成やホームページレイアウトなどへのアドバイスを行う人材を募集するものです。応募条件はプロから現在デザインを学んでいる学生まで広く開かれたものでしたが、デザイナーへの報酬は「区ホームページ・広報紙等で紹介」「作品にデザイナー作であることを明記」といったもので金銭的な見返りは一切なし。これに対し「報酬なしって世の中舐めてるだろ」「デザイナーなんぞ皆死んでしまえ、という意図にしか読めません」などと批判が殺到していました。 これを受けた区役所側は2月6日、サイト上に天王寺区長によるお詫び文を掲載。デザイン学校などに事前にヒアリングを行
関西電力は6日、美浜原発1号機(福井県美浜町)の非常用ディーゼル発電機の負荷試験中に黒煙が発生したトラブルで、燃焼用の空気を圧縮、送風して出力を増大させる過給機の損傷が原因と発表した。 定期検査中の5日、ディーゼル発電機を起動し、発電所内へ送電する系統に接続。電気出力が100%に達した直後、出力が約35%低下し、黒煙が出たため手動停止していた。 関電が目視点検したところ、4台ある過給機のうち1台で、羽と軸が一体となったタービンローターが損傷。最大約4センチの金属片9個が床に落ちていた。 シリンダーに送る圧縮空気の量が減少したため不完全燃焼となり、黒煙が発生。羽を回すために送り込む排ガスの出口側の配管との接続部が外れており、そこから室内に黒煙が漏れ出たとみられる。 関電はさらに詳しく原因を調べる。美浜1号機以外の関電の原発で、同様の過給機を持つ非常用発電機はないという。
東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)の安全性を専門家が検討する新潟県技術委員会で、小委員会を含む委員二十三人のうち、鈴木賢治座長(新潟大教授)ら四人が電力会社やその関連団体から少なくとも計二千二百万円の共同研究費や寄付金を受け取っていたことが、県の調査で六日、分かった。東電福島第一原発事故が発生した翌月の二〇一一年四月以降に原発に関係する企業や団体から報酬や研究支援の寄付を受けたかどうか申告を求めた。東電から受け取ったとの回答はなかった。
光を10〜16%通すカバーがかけられた福島第一原発1号機(手前)=2012年7月、朝日新聞社ヘリから福島第一原発1号機の現状 【木村英昭】東京電力が福島第一原発1号機の現地調査をめぐり、虚偽の説明をした相手は、国権の最高機関に設置された調査委員会。東電は「何らかの意図があったわけではない」と説明するが、中身は実質的には1時間9分にわたる調査断念に向けた説得作業だった。朝日新聞が独自に入手した音声記録で明らかになった。 「道に迷えば恐ろしい高線量地域に出くわしちゃいます」 「迷うと帰り道はわからなくなる」 「精神的にもパニックに陥るみたいなことも含めて相当危険」 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料登録で気軽にお試し! サービスのご紹介は こちら 関連リンク東電、国会事故調にウソ 「原発内真っ暗」→調査断念(2/7
東京電力福島第一原子力発電所の事故調査を担当した、国会の事故調査委員会の元委員が、去年、1号機の現場調査を検討した際、東京電力から「内部は真っ暗だ」などと、実際とは異なる説明を受けたために、調査を断念することになったとして、衆参両院の議長に現場調査を求める文書を提出しました。 文書を提出したのは、国会事故調の田中三彦元委員です。 提出した文書によりますと、国会事故調のメンバーが、事故と地震との関係を調べるため、去年2月、福島第一原発1号機の現場調査を計画した際、東京電力から現場の状況について説明があったということです。 この中で、東京電力側は、みずからが撮影した建屋内部の動画を見せながら、「1号機を覆うカバーを設置する前に撮影したものだ」としたうえで、「今は真っ暗で、作業員の余分な被ばくを避けるため、同行できない」などと説明したため、国会事故調は現場調査を断念したということです。 ところが
米国最大の電力会社であるデュークエナジー(Duke Energy)がフロリダ州にある原子力発電所の廃炉を決定した。1977年に運転を開始したクリスタルリバー原子力発電所(図1)で、発電能力は86万kWある。関西電力の大飯発電所の1基が118万kW(4基合計で471万kW)であり、それと比べて少し小さい規模になる。 クリスタルリバー発電所では2009年の秋に、原子炉を格納した建屋の外壁に剥離やひび割れが見つかり、運転を停止した。2011年に修復を試みたが、格納構造の別の場所に剥離が生じる結果になり、修復の可能性や必要なコストを検討してきた。結局のところ修復に要するコストが相当な規模に膨れ上がる可能性があることから継続を断念した。 廃炉に向けた具体的なスケジュールは今後詰めるが、除染を含めて必要な措置が完了するまでに、通常40年~60年かかるとみている。その間もスタッフによる発電所の監視を継続
超党派議員でつくる「原発ゼロの会」が7日、衆院選後初めて幹部会を開いた。自民党圧勝の結果、衆参で94人いた会員は48人にほぼ半減したが、今月下旬に有識者を交えた「国会エネルギー調査会」の再開を決めるなど再起を図る。 初会合には、河野太郎衆院議員ら自民、民主、みんな、日本未来の各党から5人の代表が集まった。 今国会から、衆院には原子力問題調査特別委員会が設置されたが、委員には原発立地地域選出の原発推進派が目立つ。河野氏は会合で「党執行部に『委員にして欲しい』と言ったが、幹部が逃げて話を聞いてもらえない」とこぼした。 続きを読むこの記事の続きをお読みいただくには、会員登録が必要です。登録申し込みログインする(会員の方)無料登録で気軽にお試し! サービスのご紹介は こちら 関連記事衆院選区割り、長崎3区見直しへ 県、国の素案示す(1/23)活気づく「脱原発」政党、自民は沈黙 敦賀廃炉の公算大
【室矢英樹】高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の点検先送り問題で、日本原子力研究開発機構が、非常用ディーゼル発電機など安全上最も重要な5機器について点検を終えていないにもかかわらず、点検終了と原子力規制委員会に報告していたことが分かった。 原子力機構が7日公表した。もんじゅの弟子丸剛英(でしまるたけひで)所長代理は記者会見で「点検したと思い込んでいた」と述べた。規制委は同日、関係者から事情聴取を始め、保安規定違反に当たるとして近くもんじゅと原子力機構敦賀本部に立ち入り検査に踏み切る。 原子力機構の説明によると、もんじゅの点検リストを作成する中で、同日午後、非常用ディーゼル発電機やナトリウムの電磁流量計など5機器について未点検だったり、点検が終わっていなかったりしたことがわかったという。発電機は作動させる性能試験をしておらず、電磁流量計は点検自体をしていなかった。 続きを読むこの
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く