公募の東住吉区長を更迭=「適格性欠ける」−橋下大阪市長 公募の東住吉区長を更迭=「適格性欠ける」−橋下大阪市長 大阪市の橋下徹市長は8日、公募で選んだ東住吉区の和田智成区長(51)を3月末で更迭する考えを明らかにした。市役所内で記者団に「組織人として適格性に欠ける。区長を任せるわけにはいかない」と語った。 和田氏は、橋下市長が2011年12月の就任直後に打ち出した市内24行政区の区長公募に応じ、経営コンサルタントから転身。12年8月に東住吉区長に就任した。 橋下市長によると、和田氏は区長就任前の研修を「意味がない」として途中で抜け出したり、他の区長を「無能」と批判したりしたほか、市長が出席するよう求めた会議を欠席したこともあった。 後任の東住吉区長は市職員から起用し、改めて公募はしない方針だ。(2013/03/08-19:58)