人気の「艦隊これくしょん」プラモデル。若者を中心に売り上げが好調で、歳末商戦に突入した現在も足を止める人が絶えない=1日、ヨドバシカメラマルチメディア札幌 「そろそろ反撃よ。全艦載機、発進!」―。旧日本海軍の空母「蒼龍(そうりゅう)」を称するミニスカート姿の少女が攻撃開始を告げた。 軍艦を美少女に擬人化して戦わせるオンラインゲーム「艦隊これくしょん(艦これ)」。ゲーム登録者は昨春のサービス開始から半年で100万人に達し、今では200万人を超す。 この人気が後押しし、軍艦のプラモデルが売れている。模型メーカー青島文化教材社(静岡市)によると、20~30代の購入が増加。ヨドバシカメラマルチメディア札幌では、昨夏から「従来の倍以上の売れ行きになっている」という。 「艦これ」に熱中する札幌の会社員(29)はゲームを通じて戦史を知り、旧海軍がかっこいいと思うようになった。「丸腰で平和を訴えても国は守
道内でも「経済一点」 安倍首相遊説 TPP、原発に触れず (11/28 07:00) ツイート JR帯広駅前での街頭演説後、有権者と握手する安倍晋三首相=27日午前11時30分 安倍晋三首相(自民党総裁)は27日、帯広、釧路、函館の3市で遊説した。自民党の「北海道は厳しい戦いになりそうだ」(党幹部)との判断を踏まえた地方遊説2日目での道内入り。首相は道内の景気回復を示すデータを紹介し、アベノミクス効果を訴えたが、環太平洋連携協定(TPP)や原発問題など道民の関心が高いテーマにはほとんど言及しなかった。 「北海道でも高校生の就職内定率は13%よくなりました」「北海道では賃金は全国平均を上回り、5・5%上がっているんです」 首相は3カ所の演説でいずれもこれらの数値を取り上げ、アベノミクスによる経済効果が北海道でも生まれているとして盛んに強調した。円安による外国人観光客増加に関連し、帯広では十勝
高村氏「念のため解散」に批判集中 総選挙で税金700億円 (11/15 01:30) 自民党の高村正彦副総裁が14日、安倍晋三首相が年内実施の意向を固めた衆院解散・総選挙を「念のため解散」と述べたことが、波紋を広げている。前回衆院選では約700億円の国費が投入されており、今回も同額程度が必要となる見通し。野党は「多額の費用をかけて行う衆院選に大義がないことを認めた」と批判。与党からも「不用意な発言だ」との声が漏れた。 民主党の川端達夫国対委員長は同日の党会合で「何百億円も使って年末に選挙をするのに、ふざけるのもいいかげんにしてほしい」と述べた。生活の党の鈴木克昌幹事長は「自分たちのやっていることに自信がないなら、政権から降りるべきだ」と強調した。 一方、自民党内では「調子に乗っていると思われる発言はやめてほしい」(幹部)との声が上がった。<どうしん電子版に全文掲載> 前の記事 次の記事
福島第1で大量貯蔵のトリチウム 泊原発は海に放出 過去25年で計570兆ベクレル (10/19 09:31、10/19 09:47 更新) 東京電力福島第1原発の汚染水に含まれる放射性物質のうち、処理装置で除去できない放射性物質トリチウム(三重水素)について、同原発では地元の反発を受け膨大な量が現地に貯蔵されているが、北海道電力泊原発(後志管内泊村)など全国の他の原発では、発生した同物質は海に放出されてきた。他の放射性物質に比べ人体に影響が小さいとして国は一定量の海洋放出を認めているものの、放出量は泊原発で過去25年間で計570兆ベクレル。福島で放出が控えられる中、専門家の中にはこれまでの大量放出を問題視する声もある。 トリチウムは国内すべての原発で運転中に発生する。北電によると、泊原発では1号機が運転を始めた1989年度以降、毎年トリチウムを日本海に放出している。3号機が運転開始した20
書き込み撤回、拒み続け 金子・札幌市議に辞職勧告決議 提出会派「反省ない」 (09/23 12:28) 金子氏に対する辞職勧告決議案を賛成多数で可決した札幌市議会 札幌市議の金子快之(やすゆき)氏(43)=東区選出=が短文投稿サイト「ツイッター」に「アイヌ民族なんて、いまはもういない」などと書き込んだ問題は、札幌市議会(定数68)が22日の本会議で金子氏の議員辞職勧告決議案を可決する事態に発展した。決議案の提出会派は「自説に固執し反省がない」などと厳しく批判したが、金子氏は依然、議員辞職や書き込みの撤回を否定。一向に交わらぬ主張に、議場には冷ややかな空気も漂った。 「金子氏の民族問題に関する理解は極めてお粗末。誤りを認めずに、自分の都合のいい断片的事実や根拠のない言説をつなぎ合わせて自説に固執する態度をとり続けることは、許されない」。決議提出を主導した民主党・市民連合の大嶋薫会長が本会議で
「アイヌ民族存在する」「若者、文化伝承に努力」 金子・札幌市議書き込み、専門家に聞く (08/21 14:30) 札幌市議で自民党・市民会議に所属する金子快之(やすゆき)氏(東区選出)の短文投稿サイト「ツイッター」への「アイヌ民族なんて、いまはもういない」などとする書き込みについて、アイヌ民族を研究する専門家に聞いた。 金子氏は11日、ツイッターに「アイヌ民族なんて、いまはもういないんですよね」などと書き込んだ=図=。 このうち、「いまはもういない」という表現について、北大アイヌ・先住民研究センターの丹菊逸治(たんぎくいつじ)准教授(アイヌ文化)は「例え固有の言語や伝統文化が失われたとしても、過去との連続性を保ち、同じ民族に属するという意識を持った人々の集まりである以上、アイヌは民族として存在する」と指摘する。 苫小牧駒沢大の岡田路明教授(アイヌ文化)は「現実にアイヌ民族として生きている方
安倍首相のゴルフに批判 広島土砂災害、報告後にプレー (08/21 06:00) 安倍晋三首相が20日、広島市の土砂災害の第一報を受けながら静養先の山梨県でゴルフを始め、約1時間プレーを続けたことに、批判の声が上がっている。首相官邸側は「一連の対応に問題はない」と火消しに躍起だが、野党は「政権のおごりだ」(日本維新の会若手議員)などとして安倍政権の危機対応を追及する構えだ。 広島市内では未明に豪雨による土砂崩れが相次ぎ、政府には午前6時ごろ「行方不明者が多数。子供2人も生き埋めとなり、うち1人が心肺停止状態」との情報が入った。 これを受け、首相は滞在先の山梨県の別荘から6時半に被害状況の把握などを関係省庁に指示。一方で、7時20分すぎに別荘を出て、8時ごろから森喜朗元首相や茂木敏充経済産業相らとゴルフを開始。9時前に切り上げ、官邸に向かった。 政府高官は「6時30分に指示を出した後に被害が
「アイヌ民族いない」書き込み問題 金子札幌市議を処分せず 自民会派「個人的見解」 (08/19 06:30) 札幌市議の金子快之(やすゆき)氏(43)=東区選出=が短文投稿サイト「ツイッター」に「アイヌ民族なんて、いまはもういない」と書き込んだ問題で、所属する自民党・市民会議は18日、金子氏から事情を聴き、「個人的見解で問題はない」として処分しない方針を決めた。 同会派の村山秀哉幹事長によると、金子氏は百科事典の記述を引用したとした上で「民族の歴史、文化を否定するものではない」と説明したという。村山幹事長は「文献を引用しており、問題はない」とした。 金子氏が引用したという世界大百科事典(平凡社)の2005年版は「民族としてのアイヌは既に滅びたといってよい」などの記述があるが、「差別を助長しかねない」との指摘を受け、07年版から改訂されている。 金子氏は同日夜、北海道新聞の取材に対し、書き込
アイヌ民族発言 「共生」の理念はどこに (08/19) 道内の議員から、耳を疑う言葉が飛び出した。 札幌市議で、自民党・市民会議に所属する金子快之(やすゆき)氏が、短文投稿サイト「ツイッター」に「アイヌ民族なんて、いまはもういない」と発言した。 金子議員はこうも言った。「100%アイヌ民族の血が流れている人がどれだけいるのか」「(アイヌ民族に対する)札幌市の支援制度はいらない」―。 福田康夫政権時代の2008年、衆参両院は「アイヌ民族を先住民族とすることを求める決議」を全会一致で可決した。 さらに当時の町村信孝官房長官の談話は、アイヌ民族を政府として初めて「先住民族」とした。その1年後に国の新たなアイヌ政策づくりがスタートしている。 こうした経緯を金子議員は知らないとでも言うのだろうか。 かねて金子議員は支援事業に批判的だったとされるが、だからといって今回の発言はあまりに乱暴すぎる。認識を
「アイヌ民族、もういない」 金子札幌市議ツイッター発信 「優遇おかしい」と説明 (08/17 01:31、08/17 01:41 更新) 札幌市議で自民党・市民会議所属の金子快之(やすゆき)氏(43)=東区選出=が、短文投稿サイト「ツイッター」に「アイヌ民族なんて、いまはもういない」などと書き込んでいたことが16日、分かった。金子氏は北海道新聞の取材に対し、「100%アイヌ民族の血が流れている人がどれだけいるのか。同じ日本人なのに少数民族という理由だけで優遇されるのはおかしい」と趣旨を説明し、書き込みを撤回しない考えを示した。 書き込みは今月11日付。自身の書き込みに対する第三者のコメントに返信する形で「アイヌ民族なんて、いまはもういないんですよね。せいぜいアイヌ系日本人が良いところですが、利権を行使しまくっているこの不合理。納税者に説明できません」とつづった。 北海道アイヌ協会の阿部一司
道漁連、脱原発を決議 福島第1事故で影響「再生エネ推進を」 (06/20 17:17、06/20 18:40 更新) 道漁連は19日、札幌市内で道漁協組合長会議を開き、東京電力福島第1原発事故で道内漁業にも大きな影響が出ているとして、脱原発と、太陽光や風力といった再生可能エネルギーの推進を目指す決議を採択した。 道漁連は福島原発事故以来、原発の安全対策の強化を政府や道に求めてきた。しかし、政府が今年4月に決めたエネルギー基本計画で、原発を「重要なベースロード電源」と位置づけたことから、脱原発をさらに強く訴えることにした。 決議は「一度原発事故が発生すれば漁業に与える影響は計り知れない」と指摘した上で、「将来に向けて原発に依存しない体制を目指し、安全・安心な自然エネルギー(再生可能エネルギー)の利用推進を図る」としている。 道漁連によると、韓国は昨年9月、放射性物質を含んだ汚染水が福島原発か
「安倍首相の手法は催眠商法に酷似」 集団的自衛権の行使容認で上田札幌市長 (05/20 09:51) 札幌市の上田文雄市長は19日の記者会見で、安倍晋三首相が政府・与党に検討を指示した集団的自衛権の行使容認について「事例を出して危機感だけをあおる手法は、(購買意欲をあおって)冷静な判断をさせない『SF(催眠)商法』のやり方に酷似している」と厳しく批判した。 上田市長は「憲法解釈の変更はやってはいけない。9条が存在しない(のと同じ)状態になってしまう」と指摘。「国民は政府のやり方がおかしいというふうに変わってきている。憲法改正を訴える正面に立ってきた自民党が、解釈改憲という姑息(こそく)な方法に手を染めることはあってはならない」と慎重な議論を求めた。 前の記事 次の記事
匿名 陰から 脅し 盗撮 大量メール 「反原発」に続く嫌がらせ (02/22 11:37) 「子供は家に一人だよな」と脅す。がんで闘病中なのにお悔やみのはがきをばらまく。陰険な手口は今も昔も変わらない。名も名乗らない手合いによる反原発運動に対する攻撃だ。犯人が捕まることはまれで野放しに近い。 「子供たちに放射能の危険を残したくない」。元アイドルで情報会社社長の千葉麗子さんは反原発の思いを自己規制しない。首相官邸前デモで、ツイッターで、訴える。 経営者としての損得を考えると、沈黙が無難だろう。だが、福島県出身。福島市職員だった父から「あぶない」と聞かされていた東京電力福島第1原発が2011年3月11日、本当に凶器になった。政府、東電の発表は、後でうそと分かることの繰り返し。自分なりにできることをやろう、と決めた。 13年7月2日朝。登校しようと玄関を出た子供が「母ちゃんっ」と叫んだ。外に出て
「泊原発の再稼働必要ない」 札幌・上田市長 (02/15 01:38) 札幌市の上田文雄市長は14日の記者会見で、運転停止中の北海道電力泊原発(後志管内泊村)の再稼働について「個人的には(必要ないと)思っている」と述べ、「原発ゼロ」の状態のままでも生活への影響は小さいとの認識を示した。 上田市長はこれまでも再稼働に慎重な対応を北電や道などに求めていたが、不必要との考えを明確に示したのは初めて。札幌市には泊原発に関する権限はないものの、大消費地だけに今後の再稼働議論に影響を与える可能性がある。 前の記事 次の記事
安倍内閣不支持54% 全道世論調査、秘密保護法強行に批判 (12/17 06:10) 北海道新聞社は、特定秘密保護法が成立し、13日に公布されたことを受け、14、15の両日、全道世論調査を実施した。安倍晋三内閣の支持率は43%となり、11月30、12月1の両日に行った前回調査から15ポイントの大幅減で、昨年12月の政権発足以来、初めて支持率が50%を割った。不支持は15ポイント上昇して54%となり支持を初めて逆転した。道民に反発が強い特定秘密保護法の審議を急ぎ、衆参両院で強行可決させた姿勢に批判が集まったとみられる。 「支持しない」と答えた人に理由を聞いたところ「自民党中心の政権だから」と並んで「国会での審議の進め方が支持できない」が24%で最も多かった。「支持する」と答えた人の理由では「これまでの政権より良い」が41%、「経済政策に期待できる」が25%、「外交や安全保障、教育分野の政策が
「原発輸出やめて」 道新東京懇で安倍首相夫人 消費増税も異議 (11/13 07:30) 安倍政権の政策についてユーモアを交えながら自らの意見を語る安倍昭恵首相夫人 安倍昭恵首相夫人は12日、東京都内で開かれた道新東京懇話会で講演し、安倍政権が進める原発輸出に関して「自分の国で事故がきちんと収束していないのに、海外に売り込むことに対し、私はやはり『どうなんだろうな』と思っている」と否定的な考えを示した。 その上で「主人にも『今、売り込むべきではない』と意見は言っているが、全然聞いてもらえない」と語り、安倍晋三首相に対して原発輸出に異議を唱えていることも明らかにした。 昭恵夫人の「家庭内野党」ぶりはこれにとどまらず、首相が決断した来年4月の消費税増税にも言及。都内で自ら始めた料理店の経営の難しさを挙げ、「主人に『小さいところは本当に大変なので、消費税は上げないでください』と毎晩言っていた」と
「まずいな」線量計外す合図 原発労災申請の男性「命懸け、結局使い捨て」 (10/06 10:11、10/06 11:49 更新) 男性が福島第1原発で作業したことを示す(手前から)登録証、管理手帳、記録手帳。抗がん剤の影響で男性の指は黒ずんでいた(写真の一部を加工しています) 「線量計はピーピー鳴き続けた」「赤いバツのついたがれきを手作業で運んだ」。東京電力福島第1原発の事故処理の最前線で4カ月働き、放射線被ばくが原因でがんになったとして労災申請した札幌市内の男性(55)は、北海道新聞の取材に、2年前の現場の現実を生々しく語った。 56・41ミリシーベルト。厚生労働省の「特定緊急作業従事者等被ばく線量等記録手帳」に記された2011年7月から10月までの4カ月間の男性の被ばく線量だ。「本当はこんなもんじゃない」と男性は言う。 放射線量の高い現場に到着すると5分もたたずに胸の個人線量計の警告音
福島第1原発で4カ月 札幌の55歳男性が労災申請 がん「被ばくが原因」 (10/06 07:25、10/06 09:21 更新) 東京電力福島第1原発事故後の2011年7月から10月まで同原発で作業し、その後膀胱(ぼうこう)がんなど三つのがんを併発した札幌市在住の男性(55)が、発がんは作業中の放射線被ばくが原因だとして労災の申請をしていたことが5日分かった。原発事故後、被ばくを理由に労災を申請した人はこの男性を含めて全国で4人。いずれも審査中で、労災が認定された例はまだない。 男性は重機オペレーターとして同原発の原子炉建屋周辺でがれきの撤去作業などに従事した。被ばく線量が4カ月間だけで原発作業員の通常の年間法定限度である50ミリシーベルトを超えたため、同年10月末で現場を離れた。 12年5月に膀胱がんが見つかり、札幌で手術。今年3月には大腸がんと胃がんも見つかった。現在も通院しながら抗が
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く