本連載第2回ではVMware Playerで動かす仮想マシンの,メモリー容量とディスク周りに関してカスタマイズした。今回は,ネットワークやサウンド,USBなどに関するカスタマイズ方法を説明する。ここでも第2回と同様に,Ubuntu-jaプロジェクトが配布している仮想マシン「Ubuntu-Breezy」(VMwareが配布しているBrowser Appliance Virtual Machineの日本語版)を例に挙げる。 ネットワークのモードは3種類 VMware Workstation 5.5では,ネットワークのモードとして次の3種類が選べる。 (1)物理ネットワークに直接接続し,独立したIPアドレスが割り当てられる「ブリッジ」 (2)ホストのIPアドレスを共有する「NAT」 (3)ホストだけにアクセス可能な「ホストオンリー」 VMware Playerも同様で,これら3種類の中から任意の