J1仙台、補強費など1億円増 新年度予算 ベガルタ仙台2011年度決算見通しと12年度予算 サッカーJ1のベガルタ仙台は25日、仙台市青葉区の漁信基ビルで取締役会を開き、2012年度(2月1日~2013年1月31日)予算案を承認した。リーグ戦3位以内に与えられるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の出場権獲得を目指し、選手の人件費や補強費などのトップチーム経費を約1億円増やした。女子チーム「ベガルタ仙台レディース」の誕生に伴い、「育成・普及・ホームタウン経費」も3300万円の増となった。 総収入は、前年度決算見通し比で1億円増の22億4200万円。入場料は1億1000万円増の8億2000万円に設定した。昨季は東日本大震災による日程変更で平日開催やデーゲームが増えたり、ヤマザキナビスコ・カップ1次リーグが取りやめになったりしたが、こうした影響がなくなり観客や試合数が増えると見込んだ。