youkoseki.com 「ストーカー・アートの今日」展 曇り空となった7/21の土曜日、恵比寿現代美術館を訪れた。昨年夏の開館以来、刺激的な、しばしば挑発的なプログラムを次々と企画し、若手芸術家のショーケースとして我々を楽しませてくれている同美術館であるが、今回の「ストーカー・アートの今日」展は、同美術館が二年目にしてさらなる未踏の地へ踏み出す、大きな一歩を示していると言えるだろう。 「ストーカー・アートの今日」展は安藤拓也など、既に同美術館で成功を収めた七組の気鋭作家による競演となっているが、中心となるのは昨年末「私」展で「ストーカー=情熱」と題した衝撃のポートレート・コラージュを発表し、一躍ストーカー・アートの第一人者となった写真家、中野衛であろう。中野は本展のディレクションも務めており、安藤によればその指示は「頭にくるくらい細かい」ものであったという。恵比寿現代美術館らしからぬポ
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