新型コロナウイルスの感染症拡大の影響で長期延期となった開幕に向けて、オーナー側と選手会の交渉が難航する大リーグ。先週の時点で、「100%開幕できる自信がある」と話していたマンフレッド・コミッショナーは、15日(日本時間16日)、ESPNの取材に対して、「機構と選手会の間の対話が欠如しており、開幕に自信がなくなった」と、一転、開幕に自信喪失。シーズン消滅の可能性もでてきた。 10日の「100%開催」宣言から5日。コミッショナーのトーンが急落した。「オーナー側は100%開幕したい思いだが、残念ながら、100%自信を持って開幕するとは言えなくなった」。先週末に選手会側が、公式戦72試合制度で、最低でも日割計算の最大8割の年俸支払いを保証する譲歩案を断固拒否したのを受けて、オーナー陣はこの日電話による会合を行なった。ロサンゼルス・タイムズ紙のシェイキン記者によると、機構側は「選手会側がリーグに対し