昨シーズン限りで日本ハムを自由契約となった秋吉亮投手が、今季から創設された独立リーグ・日本海オセアンリーグの「福井ネクサスエレファンツ」で再スタートを切る。球界に波紋を呼んだ「ノンテンダー」での退団とその後の心境、独立リーグで奮闘する現在の生活や、プロ野球界復帰にかける情熱……。4月2日のリーグ戦開幕を機に、思いを明かした。 2022年のプロ野球が開幕を迎えた3月25日。秋吉は福井市内のマンションで、古巣の日本ハムとヤクルトの試合中継を、かわるがわる見ていた。 日本ハムは、ビッグボスこと新庄剛志監督の船出。敗れはしたが、敵地でのド派手なセレモニーや、奇抜な采配で野球ファンの注目を集めた。一方、ヤクルトは5回終了時点で1−8と7点ビハインドを背負いながら大逆転の劇的白星。秋吉は2つの試合に釘付けになっていたという。 「新庄さんすごいですよね! アウェーの試合なのにあんなに盛り上がって。勝てな