野球 高校野球 「丸刈り完全否定」の違和感…甲子園の慶応報道に「なぜあんな形で取り上げられたのか」花咲徳栄の名将が本音“昔の高校野球は消滅”でいいのか?
野球 高校野球 「丸刈り完全否定」の違和感…甲子園の慶応報道に「なぜあんな形で取り上げられたのか」花咲徳栄の名将が本音“昔の高校野球は消滅”でいいのか?
カナダGPが行われていたモントリオールの現地時間、6月8日(土)の午後3時半、RBから一枚のリリースが送られてきた。RB(正確には親会社のレッドブル)が角田裕毅との契約を延長し、角田が2025年シーズンもRBにとどまり、F1で5年目のシーズンを戦うという内容だった。 その発表には「契約を1年延長した」という以上の大きな意味が込められている。 まず、そのタイミングだ。角田の契約延長発表は過去3回あるが、いずれも秋だった。それが今回は6月上旬。これは角田にとって最も早いタイミングであるだけでなく、今シーズン末に契約が切れるドライバーの中でも、かなり早いほうだった。 今年はいつになく、来季に向けたシート争いが早めに動いている。その理由は、24年末で契約が切れるドライバーが、年初の時点でじつに14人もいたからだ。 その中で最初に動いたのがシャルル・ルクレール(フェラーリ)で、シーズンが開幕する前の
全米ボクシング記者協会(BWAA)の表彰式&夕食会に出席した井上尚弥。米リングマガジンのダグラス・フィッシャー編集長(左)からベルト2本を受け取り、BWAAジョセフ・サントリキート会長(右)から「シュガー・レイ・ロビンソン賞」の盾を受け取った パーティ会場に井上尚弥が足を踏み入れた瞬間、その場が華やかになったように感じたのは筆者だけではなかったのではないか。 6月6日、マンハッタンで行われた全米ボクシング記者協会(BWAA)の表彰式&夕食会。19時15分開始の授賞式に先駆け、まずは出席者たちが挨拶し、近況を報告し合うカクテルパーティーが催された。その最中の18時40分頃、2023年の年間最優秀選手賞「シュガー・レイ・ロビンソン賞」を受賞した井上が入ってくると場内は蜂の巣を突いたような騒ぎになった。 スバ抜けたモンスターへの注目度 セレモニーには多くのチャンピオンたちが参加している。テオフィ
MVP3回のマイク・トラウト(エンゼルス)でも主要タイトルは打点王、盗塁王各1回だけ。今を時めくアーロン・ジャッジ(ヤンキース)でも本塁打王2回、打点王1回。ドジャースの盟友ムーキー・ベッツが首位打者1回、フレディ・フリーマンも最多安打2回のみである。 紹介した選手はすべてMVP受賞者だが、そういうトップ選手でも「個人打撃タイトル」はその程度なのである。13年連続本塁打王の王貞治や、8年連続本塁打王の野村克也、7年連続首位打者のイチローというようなケースは、MLBではほぼ起こらない。 大谷は、現時点でも「望みうる最高の成績」だと言ってよいのではないか。 成績が今後もこのレベルで推移するとして――大谷の最終成績を予測すればこうなる。7試合ほど休場するとして155試合出場と想定する。 155試合620打190安39本102点35盗2盗死、率.306 OPS.955 素晴らしい成績だ。ナショナル
とはいえ僕らも、ドバイ行きが高かったのでアブダビ行きの飛行機に。アルアインまでのツアーバスがドバイからしか出ないということになり、さっそくのピンチ……。でもマリサポ仲間のミツさんとささゆかさんが自力でバスをチャーターして、50人ほどいたアブダビ組も無事、アルアインまでのルートが確保できました。 え、2人で1泊2万円? オロナミンCが220円? 〈試合2日前と前日:木~金曜日〉 アブダビ空港到着後、ホテルまではバスで行こうとしましたが、バスカードがうまく買えずタクシーで移動。200円ほどで行ける予定が6000円くらい掛かってしまいました。 ホテルのリサーチ、チェックインはなんとか妻氏が対応。以前タイに行ったときもそうだったんですが、さっそく僕は役立たずです。さらに妻氏は……。 「現地のスーパーで買い物して料理したい」 こんな希望でキッチンと洗濯機付き、部屋も広くて、もはやアパート暮らしでした
メンバー発表前最後のU-23日本代表合宿は、終始なかなかスリリングな空気感を漂わせながら14日間の全日程を終えた。合宿中の練習は、ほとんどが非公開で行われた。よくあるのは練習の冒頭、ウォーミングアップ部分だけ公開で行い、その後の大半を非公開にするというパターンだが、ある日の練習では公開されて始まり紅白戦の間だけ施設外で待機を求められ、数十分後また練習が公開される、ということもあった。そのため練習内容からは選考についてほとんどうかがうことができず、この合宿の肝心な部分はベールに包まれたまま。選手たちは五輪行きへの思いを隠さず、どこかピリついていることを認めた。
全体練習を終えたリーチが「すごく楽しかった」 最初の全体練習となった10日のセッションを終えたリーチマイケルは開口一番「すごく楽しかった」と笑顔で話し、続けた。 「2015年までとは違う。あの頃は地獄だった(笑)。選手ひとりひとりの質が高くなっている。スキルレベル、ラグビー理解度が高くてプロフェッショナルな選手が多いので、根性を鍛えるような練習をする必要がないんだと思う」 10日の練習はチームを2組に分けた実戦形式のアタック&ディフェンス。11日はU20日本代表候補を相手に「試合」。それもエディーが提唱する「超速ラグビー」を体感するための特別ルールで。トライが生まれてもキックオフではなくすぐ近くのラインアウトで試合は再開される。 ノックオンなどがあれば「ターンオーバー」の声とともに後方にボールが転がされゲームは継続。ブレイクダウンは一瞬で完了し、ボールは瞬時にSHからファーストレシーバーに
日本代表MF堂安律が6月16日、26歳の誕生日を迎えた。6月シリーズではミャンマー戦とシリア戦でゴールを奪い、2日にはSNSで自身の結婚を発表。さらには23-24シーズンのブンデスリーガでもドイツでのキャリアハイとなるシーズン7得点をマークした。ウイングバックという新境地も自らのものにしつつあるアタッカーの現在地を今一度、振り返ろう。 森保一監督は4月のELレバークーゼンvsウェストハムをバイ・アレーナで視察して、改めてレバークーゼンの戦いに感銘を受けたという。攻撃的3バックの採用をオプションにしようと考えていたタイミングだったから、ビビッドに感じることがあったのだろう。 今回のW杯アジア2次予選ラスト2試合での3バック導入は、選手の戦術的な飢え、消化試合となりそうなところでのメンタル的な飢えを満たすため、そして何より、チームのレギュラー争いと選手層の厚みをうながすという効果があった。 右
なによりも、渋野自身が復調を実感していることが大きい。マイヤーLPGAクラシックの2日目を10位タイでホールアウトした後にこう明かしている。 「(スコアを)伸ばしたい、伸ばそうみたいな。マインドも全然違うし、(ショットの)不安要素も少なくなってきてるし。昨日も(ショットは)あんまり良くはなかったけど、そんなにね、めちゃくちゃ悪いとは思ってないし。前に比べてね」 少し前なら予選通過できるかどうか、カットラインを気にしながら守りのプレーをしていた。それが、今はトップとの差を意識している。たとえ、ミスショットが出ても慌てない自分がいる。 「自分のタイミングとかリズムの問題だなっていうのが自分で理解できてるから、あんまり引きずることなく(次のプレーが)できているのかなって思います」 クラブを変えて臨んだ全米女子オープン 冷静さを保てるのは、全米女子オープンから新調したクラブやシャフトの感触に手応え
巨人・岡本和真内野手の打席を見ながら、ここのところずっと「4番の仕事」とは何かということを考えている。 今まで見てきた「4番の仕事」で、真っ先に頭に浮かんでくるのは、「10・8決戦」での「落合博満」の姿だった。 1994年、巨人と中日が69勝60敗でピタリと並び、中日の本拠地・ナゴヤ球場で行われたペナントレース最終戦での直接対決だ。 巨人・長嶋茂雄監督(現巨人軍終身名誉監督)は、先発の槙原寛己投手から斎藤雅樹投手、桑田真澄投手と先発3本柱を次々とつぎ込み中日を圧倒。一方、中日・高木守道監督は先発のエース・今中慎二投手に全てを託して一戦に臨む。しかしリードを許して追いかける展開になると、山本昌広(現昌)投手、郭源治投手ら主戦投手をマウンドに送り出すことなく敗れ去った。 巨人「4番の仕事」を任された落合博満 総力戦で戦った長嶋巨人の勝利と言われた歴史的な一戦である。 だが、この試合の勝負を分け
ソフトバンクがとにかく強い。交流戦終了までに62試合を戦って41勝19敗2分の勝率.683、貯金22。2位に9ゲームの大差をつけてパ・リーグを独走している。 特に「鷹1強」を強く印象付けたのが5月21日、22日の楽天2連戦だろう。21-0、12-0と容赦ない圧倒劇。2試合連続2桁得点の完封勝ちというのは、1997年4月の巨人以来プロ野球史上3度目のことだった。 チーム打率もチーム本塁打数も、チーム防御率もすべてリーグ1位。 もはや無敵と言えよう。 柳田が離脱も…強さの正体 ただ、じつは本当の意味で今年のソフトバンクの強さを証明したのは、先頃まで行われたセ・パ交流戦だったのではなかろうか。 結果を見れば最終戦に敗れて優勝を逃したのに何を言っているのかと思われるかもしれないが、チームの屋台骨が揺らぐ悪夢のような出来事が交流戦期間中に起きた。5月31日の広島戦で柳田悠岐が右脚を痛め、右半腱様筋損
6月20日、藤井聡太八冠から叡王位を奪取した新叡王・伊藤匠。同学年ふたりのタイトル戦での対決は、2023年の竜王戦から始まりました。タイトル戦初の直接対決を振り返った記事を再公開します。【公開日:2023年10月9日 ※肩書きは当時のもの】 将棋界の「秋の陣」は最高棋戦の竜王戦で始まる。今年の第36期竜王戦七番勝負は、藤井聡太竜王(21=名人・王位・叡王・棋王・王将・棋聖を合わせて七冠)に伊藤匠七段(20)が挑戦している。タイトル戦で両対局者の合計年齢が41歳は、最も若い記録である。 両者は9歳のときにある小学生大会で対戦し、伊藤が勝って藤井を大泣きさせたエピソードは有名だ。タイトル戦に初挑戦した伊藤の棋士としての歩み、藤井への対抗心、竜王戦第1局の戦いぶりなどについて、田丸昇九段が解説する。 藤井が四段昇段したとき、伊藤はまだ初段だった 藤井竜王と伊藤七段は同学年で、小学3年生のときに大
今さら説明することでもないのだが、サッカーの試合はチームとしての勝敗はつくものの、個人の評価に直結するスポーツではない。採点競技ではないし、陸上や水泳のようにタイムがはっきり出るものでもなければ、柔道やレスリングのように強者と弱者がその場で明らかになるものでもない。 何が言いたいかといえば、サッカーのメンバー選考の行方を考えるのは簡単ではないということだ。 サッカーU-23日本代表は、6月上旬にアメリカ・カンザスシティで合宿を行った。大岩剛監督が率いるこのチームとしてはパリオリンピックに臨む18人を発表する前の活動であり、これ以降発表まで自チームの活動のない海外組にとっては最後のアピールチャンスとなった。 合宿最終日に行われたアメリカ戦、日本は2−0で勝利したが大岩監督はそもそも「この合宿に来られなかった選手にもチャンスはある」と明言しており、選考は最後の最後まで横一線であることを強調して
アメリカ現地時間、6月15日の試合前。 MLBに挑戦して14試合目の先発となるこの日、ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸は、いつものように塁間の軽いキャッチボールを5分ほど行っていた。その後、80~90mの大遠投を10分、そして20mほどの距離で低く速いボールを10球ほど投げ込み、ブルペンに向かった。 異変はすでに起こっていたのかもしれない。 ブルペンで捕手を座らせた後、山本は数球投げるごとに右腕を揺らし、腕と肩の状態を確かめる仕草を何度も繰り返した。身体の動きをしきりに確認しながらウォーミングアップ。その表情には笑顔はなく、違和感を抱いてることはこの時点で窺えた。 大谷にひと言告げてベンチを後に 前回のヤンキース戦の登板では7回を球数106球、被安打2、7奪三振、無失点、最速98.4マイル(約158km/h)のストレートとキレのある変化球で零封。白星こそつかなかったが、圧巻のピッチングだ
バットの芯で捉えた“いい角度”の打球が空中で失速し、フェンス手前で外野手のグラブに収まる――熱心なプロ野球ファンなら、今季どこかでそんなシーンを目撃した記憶があるのではないだろうか。 異例の事態「ホームランが消えている」 6月14日の試合を終えた時点で、セ・リーグの平均打率は.235、1球団あたりの1試合平均得点は3.02。同パ・リーグの平均打率は.240、平均得点は3.22と、近年まれに見る“投高打低”だった昨季をも下回る超低水準となっている。打率3割を超える打者はヤクルトのサンタナ(.319)、ソフトバンクの近藤健介(.341)、日本ハムの田宮裕涼(.335)と、セ・パを合わせて3名しかいない。 さらに深刻なのが「野球の華」とされるホームランの減少だ。過去半世紀の記録を遡ると、規定の反発係数(※打球の飛距離を左右するボールの跳ね返りやすさ)を満たしていない“違反球”が使用された2011
K-1からボクシングに転向した武居由樹(大橋)が、キャリア9戦目で世界タイトルを獲得した。その背景にはキックからボクシングへのスムーズな移行、サポートするチーム体制の充実が挙げられそうだ。育ての親でもあるパワーオブドリームの古川誠一会長、ボクシングを教わった八重樫東トレーナーとの関係から、アマチュアキック時代からのライバル、那須川天心(帝拳)との対戦まで、武居に聞いた。(全2回の2回目/前編へ) 「初めて同士の化学反応」八重樫トレーナーとの二人三脚 ――5月6日の東京ドームで勝利したあと、勝利者インタビューでは、古川誠一会長、大橋秀行会長、八重樫東トレーナーの名前を挙げて感謝の言葉を述べました。デビュー以来タッグを組んでいる八重樫トレーナーについて教えてください。 もちろん大きな存在です。自分の好きなように戦わせてくれたし、今のボクシングスタイルを作れたのも八重樫さんのおかげですし、足りな
「尚弥さんには軽めにも当てられない。触らせてくれないので。格闘技人生で最大ですね、あれだけボコボコにされたのは」(武居由樹)
説明しておくと、二人の話題にあがった『ハイキュー!!』とは、バレーボールを題材にした人気漫画のこと。すでにアニメ化もされ、国内外問わずファンは多い。バレーボール人気が高いタイ生まれのミーチャイとあって、日本人である渋野との会話の中で共通言語として『ハイキュー!!』を出したのだろう。 「大人になるまでそんなにアニメを見たことなかったんですが、『HAIKYU』にハマって、一気見しました。4シーズンを2週間で見ましたよ。主人公は体格的に恵まれてないですが、自分を信じて、挑戦し続ける。そんな主人公の姿勢やストーリーに励まされました。『Demon Slayer(鬼滅の刃)』の話もしましたよ。ヒナコより私の方が詳しい。ちょっと誇りに思います」 日本のアニメはNetflixでチェックしているという。実に楽しそうに話してくれるから、ついついこちらまで表情が柔らかくなる。 【次ページ】 米挑戦9年目の31歳
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