「東北で継続良かった」 サッカー女子東電のJ1仙台移管 J1仙台が受け入れる東京電力。昨年4月の開幕戦では、現在日本代表の鮫島彩選手(右端)らも在籍していた=福島県楢葉町・広野町のJヴィレッジスタジアム 福島第1原発事故の影響で休部中のサッカー女子なでしこリーグ、東京電力の受け入れ先が13日、J1仙台に一本化され、最終調整に入ることが明らかになった。東北の関係者からは歓迎の声が上がった。 東北サッカー協会会長の桜岡祐一・福島県サッカー協会会長は「東北から女子チームがなくならずに済んでよかった」と胸をなで下ろした。 仙台への移管が正式決定すれば、来季は2部に当たるチャレンジリーグに参加する。「なでしこ(1部)を目指すことで東北に元気を与えてほしい。福島でも試合をして」と話した。 日本代表やトップリーグ選手を輩出している常盤木学園高サッカー部の阿部由晴監督も歓迎する。東京電力の前身は大崎