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ブックマーク / akihitok.typepad.jp (15)

  • POLAR BEAR BLOG: RSS、一歩後退?

    相変わらず、アーリー・アダプター層のオタク的ツールといった感がぬぐえないRSSリーダー。しかし年明けには Vista も出るし、RSSという存在が一般人にも身近なものになるのは目前・・・と思いきや、こんなニュースがありました: ■ Why Yahoo is Backing Away from RSS (Micro Persuasion) 久々に Micro Persuasion のネタですが、米 Yahoo! が最近リリースした一連のサービス、Yahoo! Food ・ Yahoo! Advertising ・ Yahoo! TV の3サイトにおいて、RSSフィードが用意されていないとのこと。これが普通のサイトなら「単に意識が回らなかったんじゃないの?」で済まされるのですが、これまで Yahoo!RSSを積極的にサポートする姿勢を見せており、今回の現象は明確な方向転換なのではないか・・

  • Captcha で利益を生むには?

    最近のWEBは何かというと広告ですが、捻ればまだまだ面白いアイデアが出てきそう。Seth Godin がブログの中で、「Captcha を広告として使う」というアイデアを提案してます: ■ Commercializing Captcha (Seth's Blog) 念のため、「Captcha って何?」という方は Wikipedia の解説をお読み下さい。 Seth のアイデアは次のようなもの: 誰でも自由に使える、Captcha サーバを用意する。 Captcha に表示されるのは企業のロゴ。認証を受けるユーザーは、表示されたロゴの企業名を入力する。 サーバの運営は、Captcha として表示される企業からの利用料金でまかなう。 3番目のポイントは明確にそうとは書かれていないのですが、必然的にこういうモデルになるでしょう。PPC型広告のように、「Captcha として表示された回数(もし

  • 意外に高い?YouTube 視聴者年齢層

    2ちゃんねる」に集っている人々は世間一般に思われているよりも年齢層が高い、という議論はよく聞きますが、最近話題の YouTube でも同じ傾向があるようです。eMarketer が行った調査によると、YouTube 視聴者の約半数が34歳以上なのだとか: ■ Half of YouTube's Audience Is Over 34 (MarketingVOX) 調査の結果、35~64歳の人々が YouTube 視聴者に占める割合は約5割に達していることが判明したとのこと。こちらの記事にもうちょっと詳しい内訳が載っているのですが、それによれば: 2~34歳: 41.3% 12~17歳: 12.6% 25~34歳: 19.1% 35~64歳: 54.5% とのこと。また他の調査機関による調査でも同様の結果が出ているそうで、例えば Quantcast による調査では、35~64歳のグループが

  • 折込チラシでWEBを広告?

    朝起きて、新聞を取りにいくあなた。届いた新聞を開くと、いつものようにバサバサと折込チラシがすべり落ちます。その中に、一風変わった折込が。チラシの表面はこう読めます -- 「ただいま有名作家・有名小説の中古を、大特価発売中!いますぐ www.amazon.co.jp へアクセス!!」 -- そう、インターネット書店のアマゾンがチラシをつくり、新聞に折り込んできていたのです・・・ とこんな荒唐無稽とも思える話が、現実に起き始めています。まずは以下の写真をご覧下さい: チラシ上部に「西友ネットスーパー」とあるのが分かるでしょうか?タイトルの通り、これは西友が展開しているネットショッピングサイトのチラシです。実在の店舗のチラシに「ネットスーパーにも来てね」というバナーが入っているのではなく、裏表前面ネットスーパーを広告する内容となっています。目玉商品が大きく写真付きで配置されるなど、一見すると普

    折込チラシでWEBを広告?
  • 心のデジタル・ディバイド

    ここ数日、ブログを更新する時間がなかなか取れないでいるのですが、ブログを書くことが習慣化してしまっているせいか「ちゃんと書かないといけないなぁ」と心が落ち着きません。そんなネット中毒の僕が批判できる立場ではないかもしれませんが、今朝の朝日新聞にちょっとコメントしたいことがあったので。 今日の1面に、こんな記事が掲載されています: ■ ウェブが変える -- ネットの向こう (上) (朝日新聞 2006年11月26日 第1面) 最近、朝日の土曜版では「流行のサイト・使えるサイトをネット初心者に解説する」というスタンスの記事が多く載っているので、この記事もそうなのかなぁと思って読んでみました。しかし、内容はまったく逆。ネットの恐ろしさに警鐘を鳴らす、といったような記事です。 別にネットを批判することは問題ではありません。世の中に完全なものなんて無いですし、批判と修正を繰り返すことで何事も良くなっ

  • 「いますぐアクセス!」

    「ポータブルオーディオの普及」という状況を活用した広告を考えよ、と言われたら、「ポッドキャスティングを始めよう」というのがスタンダードな(?)答えだと思いますが、こんなユニークな広告を考えた人々がいるそうです: ■ Pepsi (Ad Hunt) BBDO Canada 製作の地下鉄広告。画像を見てもらえれば一目瞭然ですが、広告の真ん中にヘッドホンのプラグがさせるようになっていて、pepsiaccess.ca というサイトに用意されている音楽のサンプルが聴けるそうです。要はサイト誘導が目的なのですが、ユニークで目立つ上に、サイトが提供している価値を簡単に体験できるようになっているわけですね。 ポータブルオーディオが普及していれば、そこにイヤホン/ヘッドホンもあるはずだという点に着目した、座布団一枚もののアイデアだと思います。一方で「サイトの素晴らしさを簡単に伝えたい→サイトにアクセスし、コ

  • POLAR BEAR BLOG: 「比較サイト + ECサイト」の進化形 -- mySupermarket

    今日の日経MJ経由。イギリスでユニークなネット通販サイトが登場したとのこと。例えて言うならば、「価格比較サイト+ネットスーパー」というイメージです: ■ eコマース最新事情 英国発 -- 品スーパーの価格比較サイト 賢い買物法も指南 (日経流通新聞 2006年11月15日 第9面) 紹介されているのは MySupermarket というサイト。イギリスにある大手スーパーの TESCO(テスコ)、Sainsbury's(セインズベリー)、Ocado(オカド、百貨店系スーパーであるウェイトローズのネット販売事業)、ASDA(アズダ、ウォルマート系列)の4社の価格を比較、さらにその場で買物ができるというサービスです。 流れはこんな感じ。まずは自分の居住地区を示すために郵便番号を入力し、上記4社の中から1社を選びます。するとこんな感じで商品が並べられた画面が表示されて、買物スタート(ここでは仮に

    POLAR BEAR BLOG: 「比較サイト + ECサイト」の進化形 -- mySupermarket
  • 新しいオンライン・ショッピングの道を拓く? Like Visual Search

    そろそろ寝ようとしていたら、こんな面白そうなネタが。画像内にある人間の顔を認識する技術に力を注いでいる Riya が、今度は物体を認識して類似商品を検索する技術を開発したとのこと: ■ RiyaのLike.comは最初のホンモノのイメージ検索 (TechCrunch Japanese) ついでに CNET Japan の記事はこちら: ■ 画像認識技術のRiya、イメージ検索サービス「Like.com」をついに公開 (CNET Japan) Like Visual Search というサービスで、まだアルファ版という位置付けなのですが、既にその目指すところは体感することができるようになっています。例えば以下のように、トム・クルーズの写真の足元を指定すると・・・ ・・・の形を認識し、それに似た商品を探してくれる、という仕組み: この辺りは Riya を触っている人なら、おなじみのインターフ

    新しいオンライン・ショッピングの道を拓く? Like Visual Search
  • 人間クローラー

    某社が六木から品川に移転しました。しかしシステムの移行が上手くいかず、某社に所属している僕は週末から会社のメールが見れないまま。大きな声では言えませんが、かなり無駄な時間が費やされています。 で、そんな時にありがたいのは「社内情報を熟知している人」。彼/彼女に聞けば、例え社内ネットワークにアクセスできなくても(そして客先暮らしをしていたとしても)、社内の状況を把握することができます。 そんな「人間版Google」を意図的に作り出そうと努力している企業もあるようです: ■ 百貨店コンシェルジュの極意 (日経流通新聞 2006年11月3日 第14面) 先週金曜日のMJに載っていた記事なのですが、最近大手百貨店では「コンシェルジュサービス」の導入が広がっているのだとか。もともとホテルで宿泊客のために、観光に関するアドバイスやチケットの手配をするのがコンシェルジュなわけですが、「百貨店コンシェル

  • 2.0 企業の名付け・7つのヒント

    何だか最近、Polar Bear の方ではネタっぽい話しかしていないような気もしますが(真面目な話はシロクマの方でしてます)。今回も WEB 2.0 ネタで恐縮です: ■ 7 Tips for Naming Your Web 2.0 Startup (Folksonomy.org) タイトルからお分かりの通り、「WEB2.0 系ベンチャー企業に名前をつける7ヵ条」というもの。さっそくその内容はというと: できるだけ短く -- 簡単にしておかないと、サイトにアクセスしてもらえない。(例: ○ AskJeeves -> Ask) 一般的なものを、さもなくばオリジナルなものを -- 業務内容が明確に分かるものか、さもなくば目立つようにユニークな名前を。Flickr をマネするのはもう古い。 クチコミに乗りやすいものを -- 発音しにくかったり、書きにくかったりするものは論外。 (例: × Pri

  • Google Docs & Spreadsheets 始まる

    いやぁ、なんかいきなり使えるようになってます。Google Docs & Spreadsheets: ■ Google版Office? 「Google Docs & Spreadsheets」のテスト開始 (ITmedia) ■ グーグル、「Google Docs & Spreadsheets」ベータを発表 (CNET Japan) 既にグーグルEXCELである"Google Spreadsheets"はスタートしていましたが、これにグーグルが以前買収していたオンラインワープロサービスの"Writely"が融合した格好。ただ現状は、あくまで「Word と Excel が並立している」といった感じで、Writely のデザインを変えただけという印象も受けます。 とりあえず速報的に、気になったところを書いておくと: 複数ユーザーによる共同編集が可能で、変更履歴をRSS配信してくれる。 作成し

    Google Docs & Spreadsheets 始まる
  • 4つの検索スタイル

    一口に「検索」と言っても、その行動パターンには様々な種類がある・・・ことは様々な記事で指摘されていますし、感覚的にも「正しい」と感じることでしょう。で、それを4つに分類して検証している記事を見つけたので、ちょっと解説: ■ Four Modes of Seeking Information and How to Design for Them (Boxes and Arrows) 情報アーキテクチャ関係の知識が揃っている Boxes and Arrows のサイトから。今年3月の記事なので、既に目にしている方も多いかも。 タイトルにもなっている、「情報を検索する際の4つのタイプ」とは: 「知っていること」検索 (例)Katharine Kerr の新刊は出ているか? □ ユーザーは何を知りたいか分かっている □ それを表現する言葉を知っている □ どこから調べ始めたら良いか分かっている可能

  • POLAR BEAR BLOG: 優れたブレインストーミングのための8ヶ条

    週末なのでサラッと。「出されたアイデアを批判するな」「(アイデアの)質より量を目指せ」など、ブレインストーミングに関する Tips は既に数多く存在していますが、最近の Business Week でもこんな記事が出ていました: ■ Eight Rules To Brilliant Brainstorming (Business Week Online) "Eight Rules"ってことで8つの提言がなされています。曰く: アイデアを出すだけならブレインストーミングは時間の無駄(「目安箱」でも設置しておけば十分!)。出されたアイデアをつなげてみたり、ふくらませてみたりする場にせよ。 いくらブレインストーミングが「何を言っても許される場」だったとしても、毎年従業員の10%がリストラされるような職場では、自由な発言など望めない。そのような環境でのブレインストーミングは諦めよ。 創造性は、一人

  • POLAR BEAR BLOG: SNSと雑誌の関係

    SNSと雑誌の関係とは?というと、様々な要素を考えられそうですが、それだけに様々な解釈が可能になりそうなニュース: ■ MySpace: The Magazine (Advertising Age) MySpace と言えば、若年層を中心に人気を集めているSNS・・・という説明も不要なくらい日でも有名ですが、なんとその MySpace が雑誌を刊行することを検討中とのこと。MySpace 内で有名なメンバーを取り上げ、彼らの素顔や興味に迫るといった内容になるそうです。 また記事では MySpace が雑誌の刊行を、ビジネスモデルの1つとして考えているような解説がされています。だとすると、ペラペラのフリーペーパーを二束三文で配るといった感覚ではなく、きっちりと装てんされたをそれなりの価格で売る、という感じになるのでしょうか。 深く考えてみたい面白いニュースなのですが、例によってちょっと時

    nobu-y
    nobu-y 2006/08/28
    SNS 雑誌 俯瞰する ビジネスモデル 
  • POLAR BEAR BLOG 「良い質問」をするための7つのルール

    久々ですが、Seth Godin のブログから。ESPN の John Sawatsky という方が提唱された、「良い質問」をするためにしてはいけない7つのこと: ■ The Riddler (Seth's Blog) ちなみに7ヵ条の内容はこんな感じ: 問いかけの無い質問をするな。 (例)「あなたは隣人から嫌われてますね。」「あなたが奥さんを殺したと考えている人もいますよ。」 1回に多くの問いかけをするな:結局どの質問にも答えてもらえない。 (例)「起業するのは初めてですか?どうやってスタートさせたのですか?」 難しすぎる問いをするな。 (例)「殺人で起訴されるというのはどんな気分ですか?」 自分の意見を入れるな。 (例)「クライスラーをどう思いますか?僕は嫌いなんだけど・・・」 聞いてはいけない一言を聞くな。 (例)「プロレスってヤラセですよね?」とプロレスラーに聞く。  表現を誇張す

    nobu-y
    nobu-y 2006/08/16
    良い質問 コミュニケーション術 ビジネス会話
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