1. 概要 pdflushはページキャッシュ(ディスクキャッシュ)上のDirtyページをディスクへ書き戻す(WriteBack)のに使われるカーネルスレッド。 2. 構造 pdflushの構造は図1のようになっている。 図1 pdflushの構造 3. 解説 3.1 pdflush pdflushの処理のメインは__pdflush()。__pdflush()では、pdflush_operation()によりジョブが投入されてWakeupされると、自分のジョブ管理用構造体struct pdflush_workから登録されているジョブの処理ルーチン(.fn)を呼び出して、WriteBack処理を行う。処理が終わるとまたSleepする。 pdflushカーネルスレッドはシステム内に複数個存在する。スレッド数はWriteBackの処理量に応じてMIN_PDFLUSH_THREADS(2)〜MAX_