比較的小型のロボットの動力として使われているのは電磁モータが主流だが「将来は次世代ゴムの人工筋肉”ソフトアクチュエータ”がその代わりになるだろう」といったら驚くだろうか。 その次世代ゴム素材「e-Rubber」(イー・ラバー)は、センサーにもアクチュエータにもなる驚きの新素材だ。昨年の「第2回 ロボデックス」で実際にロボットハンドとして展示された。そして今年の「第3回 ロボデックス」(1月16日~18日)では、触覚を再現する「ソフトマター・ハプティクス」に領域を拡げ、今まで感じたことのない新体験ができるデモを実施する。ロボスタ編集部ではいち早く、そのデモの内容を体験した。 センサーにもアクチュエータにもなる次世代超分子ゴム 豊田合成はトヨタグループの主要企業のひとつで、主に自動車関連のゴム部品などを開発・製造している、まさにゴム・樹脂などの高分子技術の専門家が集まった企業だ。昨年のロボデッ