「20年後には、今のインターネットを語っているのと同じように、ビットコインのことを語っているだろうね」――。 これは2014年に米紙ワシントン・ポストのインタビューで、マーク・アンドリーセン氏が語った言葉だ。アンドリーセン氏は、インターネット初期に「Mosaic(モザイク)」というブラウザーを世に出し、その後米ネットスケープコミュニケーションズ(Netscape Communications)を立ち上げた人物だ。現在同氏は、米アンドリーセンホロウィッツという、シリコンバレーを中心としたベンチャーキャピタル(VC)を率いる投資家である。 アンドリーセン氏はまた、同じ年の米紙ニューヨーク・タイムズへの寄稿「なぜビットコインが重要なのか(Why bitcoin matters)」の中で、「1975年のパーソナルコンピューター、1993年のインターネット、そして2014年のビットコインだ」と述べ、
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