42年前の「金嬉老事件」で無期懲役刑が確定した後、 1999年に仮釈放で韓国に「永住帰国」していた金嬉老(キムヒロ) (本名・権禧老(クォンヒロ))元受刑者が、26日、 前立腺がんのため、韓国・釜山市の病院で81歳で死去した、。 『統一日報』(1999年9月14日)によると、権氏は仮出獄にあたって、 次の3点を定めた誓約書を書かされたとのこと。 ①仮出獄後は韓国で暮らす。 ②日本政府のことを一切批判・抗議しない。 ③身元引き受け人と生活を共にし、余生を静かに送る。 これは、朴一(パギル)さんが 『「在日コリアン」ってなんでんねん?』(講談社) で指摘してはるように、 日本政府が日本国内での保護観察を認めずに、 「このまま獄中死するか、それとも生活基盤のない 韓国へ帰国するか」という「苦渋の選択」やったんよねぇ・・・ 彼の問いかけに正面から向き合わずに、 「やっかい払い」をし続けた日本社会・
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