連載当時から読んでたのですが、自分の考察をまとめる場がなかったなと思い、ちょっと人物別でキャラ同士の認識を中心に自分の思ったことを書き留めておきます。 1、松坂さとう まず彼女とは。 両親は幼くして他界、まもなく叔母に引き取られ現在に至る。両親の記憶はほとんどないのか彼女を構成するものはだいたい叔母の教育によるモノである。叔母が何度も口ずさむ《愛》とは何か、しっくりくる答えが見つからず男性と遊び歩く。 簡単に書くとこんな感じで、人物像は見ての通りですね。 →しお さとうはしおに対し《愛》の感情が湧くことに気づき、しおに側にいてほしいから共同生活を始めます。 この時点でさとうにとってしおとは「愛を生んでくれる存在」「私を愛で満たしてくれるもの」つまり自分の目的を果たすために利用価値のある可愛い人形でした。 しょうこ殺害後しおに拒絶される場面までは。 しおは自分もさとう同様に相手を守りたいと、